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母を住宅型有料老人ホームへ

認知症の母を住宅型有料老人ホームに連れて行ったのは10月の中旬。
絶対に行かない母を言うなれば「騙して」連れて行った。
一人ではもう生活できない。
買い物も、食事も、薬をきちんと飲むのも、アルコールを節するのも、お金の管理も。

普段に使う言葉の「施設」という響きが、どうしても引っかかる。
だけどそれしかいまは方法がない。
何度もそんな考えが行ったり来たりで、10円ハゲができそう、、

住宅型有料老人ホームなので、介護や看護など生活にまつわる支援は別契約。
何枚契約書を書いたか、、これは老夫婦の片方がやるのはキツイだろな、と思った。

行ってから数日で荷物全部袋にまとめて帰る!と、いって慌てたけれど、気がつけばもう1ヶ月。
今も「帰りたい」という言葉に心がちぎれそうになるけど、ここは心を鬼にして、、、
心を鬼にする、て本当に難しい。

面会ができるので、たまにうちに連れてくる。こうやって少しずつこの生活に慣れればいいな。
まだ母にはここにいる理由は騙したまま。
そこは本当に辛い。ずうっと心の中に重く占有してる。

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