ＬＧＢＴばかりになるわけないじゃん

自民党の平沢勝栄衆議院議員が「ＬＧＢＴばかりになったら国はつぶれる」と発言したが、おバカとしか言いようがない。

問題の本質は、社会的少数者を公平・平等に遇するかどうかである。
国民が、日本人がＬＧＢＴばかりにならないのは小学生でも知ってる。
自分の気に入らないものを排除するという幼稚な欲望を、自分の支持選挙民に単純明快に明らかにしたのはいいが、おつむの程度が疑われる。

これからの日本は、ＬＧＢＴだけでなく、外国人労働者、非正規労働者など、社会の多種多様な少数者を同じ人間として、その問題の解決を迫られている。

個人としては、高度に発達した資本主義社会の行き詰まりを感じるが、これからは、今よりも人間の多様性を認めることが必要になる。
これは時間がかかるが、「サラリーマンが普通」の時代も戦前はなかったことを思えば、バブル以降の人たちが真面目に考えて年を取っていけば、確実に変わっていくと思う。