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借方 貸方
二十代の頃、中学生でもできる事務仕事に飽きて、将来どこの企業でも通用するスキルを身に着けようと考え、夜間の専門学校で複式簿記の勉強をしました。
みなさん、簿記はわかりますか?
最終的には財務資料として貸借対照表や損益計算書を作成するのですが、基本は「仕分け」という処理(判断)をします。
その際、「借方/〇〇 貸方/〇〇」 という表現で取引をあらわします。
一つの取引を「借方」と「貸方」というふうに二つに分けて記載するのです。だから、単式ではなく複式です。
例えば、貴方が個人で銀行の普通預金に100万円もっていたとしましょうか。
で、この100万円を元手に会社を設立し企業活動をやると決めた瞬間から、会社の財務資料としての表現は、
借方/普通預金100万円 貸方/資本金100万円
となります。
別に誰かと・どこかと貸し借りをしたわけでもないのにおかしいなぁと思いませんか?
そうです。複式簿記でいう借り方とは、単に左側という意味にすぎません。同時に貸し方とは右側のことです。
僕は、言葉にこだわるタチなので、最初は「借り方・貸し方」を誤解しました。
これからのお若い方は、そういうことのないように。^_^
1回の投げ銭で、10匹の猫たちが喜びます。^^V