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[#88] お伊勢まいり⑦

先月、私がヒプノセラピーを学んでいる "インナージャーニーサロン" のメンバーで、伊勢に行ってきた話の続きです。

前回のお話はこちら↓


新嘗祭の儀式

お参りの行列

正宮の左側のエリアで良いポジションを確保できたので、そこで新嘗祭にいなめさいを見学させて頂くことにしました。

ちなみに、新嘗祭について伊勢神宮のHPでは、このように説明されています。

新嘗祭は「しんじょうさい」ともいい、「新」は新穀を「嘗」はお召し上がりいただくことを意味し、収穫された新穀を神に奉り、その恵みに感謝し、国家安泰、国民の繁栄をお祈りします。

現在、このお祭りは毎年11月23日に宮中を始め、日本全国の神社で行われていますが、特に宮中では天皇陛下が自らお育てになった新穀を奉るとともに、御親らもその新穀をお召し上がりになります。収穫感謝のお祭りが11月下旬に行われるのは全国各地での収穫が終了する時期に、御親祭を行われたためと考えられています。

伊勢神宮 公式HP

たくさんの神職さん達が配置につき、ご神事が始まります。
普段は開くことのない正宮奥のとばりが、神職さんが出入りするたびに開かれます。
※正式には御幌みとばりと言うそうです。

帳の奥がどうなっているかまでは見えませんでしたが、普段見えない部分がチラッとだけ見えて、なんだか特別な気分になりました。笑

その後、ご神事は粛々と進んでいきます。
多くの方々によってご神事が執り行われていく様子を見ながら、涙が出て来ました。

「これまで多くの人々が、長きにわたり五穀豊穣を願って、神々様に祈りを捧げてきてくださった」という事実を、この時目の当たりにしたからです。

お米は神様から授けて頂いたもの。お米が豊かに実ることは神様のお恵みであり、豊作であることが皆の平和・繁栄に繋がっている。だから感謝と共に祈る。
そういう日本人の精神に感動したのです。

そして、農耕の時代から長い時が経った今も、それが続けられているということに感謝の念が湧きました。
私は普段こういうことに気づいてすらないのに、国の安泰や平和を祈り続けてくださっている方々がいると思うと、胸が熱くなりました。


1時間ほど見学した後、正宮でのご神事は無事終わりました。
神職さんがまた列をなして、移動されていきます。

私たちも正宮を後にし、参道を帰っていきます。
途中、荒祭宮あらまつりのみやの方へ行くと、そこでも儀式が始まっていました。

こちらは少しだけ見学させて頂いて、伊勢神宮を後にすることにしました。

年に一度の新嘗祭を、最初から最後まで見学させて頂けて、大満足の参拝となりました。
帰り道、宇治橋を渡っていると、不思議な空模様になっていました。
最後にまたプレゼントを頂いた気持ちになって、とっても嬉しかったです。

胸いっぱいで内宮参拝を終え、次はお土産を探しに。笑

不思議な雲

おはらい町を歩いていると、向こうの方からお神輿の行列がやってきました。
よく見ると、先頭の提灯に「猿田彦神社」の文字が!!

昼間に猿田彦神社の境内で見たお神輿が、今ここに!
その日がお祭りの日だったから、境内にお神輿が出ていたんですね。

この日は全ての伏線が回収されたというか、最後までベストなタイミングで、様々なものに出会わせて頂きました。

伊勢の神々様に感謝です。

不思議なご縁

実はこの日、きっしーさんと私は、伊勢方面にお住まいのご夫婦のお家に、急遽泊めて頂くことになっていました。
伊勢旅行の前日に元伊勢この神社訪れたメンバーで、私はその時初めてお会いした方たちです。
どういう風の吹き回しか、泊めて頂くことになったのです。笑

奥様はもともと、インナージャーニーサロンでヒプノセラピーを学んでいた方。
ご主人は、まさかの!伊勢神宮の元宮司さんなんだそうです。

伊勢旅行前日に、伊勢神宮の元宮司さんと出会うとは!
そんなことある!?ってぐらいの、不思議なご縁です。
これもお導きなのかと思うと、ありがたい以外の何物でもありませんね。

なおてぃーさん、なほこさんと伊勢駅で解散した後、ご夫婦が迎えに来てくださいました。

駅からお家に向かう道中、元宮司さんであるご主人に、今日見てきたばかりの新嘗祭について、色々質問してみました。

儀式の途中、「あれは何?」、「あれは誰?」、「どういう仕組み?」、「あの動作はどういう意味があるの?」など、たくさんの疑問が生まれていました。

それをきっしーさんと私が思い思いに質問すると、全て丁寧に答えてくださったのです。さすが!!

何気なくやっているように見えたことも、全て意味があって行われているのだと、この時知ることができました。
奥深いです~。

裏話なんかも教えてもらったりして、めちゃくちゃ興味深いお話がたくさん聞けました。
本当に、このご縁に感謝です。

夜は、お料理上手な奥様のおいしい手料理をご馳走になりました。

愛のこもった手料理

翌日は、京都の太秦にある木嶋坐天照御魂このしまにますあまてるみたま神社に行きます。
それはまた次の記事で。

最後までお読みくださりありがとうございました。


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