シャニマス1stライブ見たらでっかい傷を受けた話①

こんにちは。udといいます。
noteで初めて文章を書きます。

先日舞浜アンフィシアターで開催されたアイドルマスターシャイニーカラーズの1stライブを見てきたのでその感想文です。
現地はチケットが取れなかったのでライブビューイングですけど、3公演全部を見てきました。

結論から言うと大満足も大満足で、公演が終わって数日たった今でもまだ脳みそがふわふわしているくらいです。
いやほんとめちゃくちゃ良かったな……

まあこの辺の何が良かったのかをとにかく書き散らしたいだけの記事です。
おいでよシャニマスのオタクたち。一緒に感傷に浸ろうぜ。
あと「ライブ気になってたけど実際のところどうだったのよ?」って人にも読んでほしい。

筆者のこれまでのアイマス遍歴

自分のアイマス歴は2015年のシンデレラガールズのアニメが本格的な入口で、同時期にモバマスやデレステ、のちにミリシタもほぼサービス開始時からやってますがグリマスの方はほぼ手つかずという感じ。

それぞれ推し・担当は、シンデレラでは前川みく、池袋晶葉、荒木比奈、ミリオンでは徳川まつり、周防桃子、桜守歌織あたりがメインです。

シャニマスはサービス開始時からやってて、担当はアンティーカの三峰結華と田中摩美々ですが基本的に全員大好き。
あ、あと765本家はTVアニメを観たくらい。

元々音楽好きなのもあってライブも好きで、シンデレラは5thで初現地、ミリオンも5thが初参戦というような感じです。
過去の公演もBD買って見たりもしました。

何が言いたいかというと、シリーズとして本当の本当にスタートから触れているのはシャイニーカラーズが初めてなんです。

デレもミリもめちゃくちゃ楽しくやってますが、やっぱり初期からやっている先輩Pに対する引け目がないわけではなく。
そういう意味で完全にスタートから参加できてるシャニマスには、他のシリーズとは違った思い入れがあります。

その一方で、先述した通り他シリーズのライブはそれなりに観ていて、楽曲のクオリティの高さだったり声優さんたちの熟練のパフォーマンスだったりを体験していたので、厄介なことに「アイマスのライブ」に求めるハードルがえらい高くなってました。

だからまだ楽曲も少なく、しかも声優さんたちのほとんどが大きな会場慣れしていないシャニマスの1stライブ(リリイベとかでライブハウスなんかではやってましたけど、舞浜アンフィシアターの2000人規模というのはシリーズとしては過去最大)は、ぶっちゃけ期待値としてはそこまで高くなかったんですよね。
無論思い入れも強い分、楽しみではあったんですけれども。

まあそんなメンタルでライブビューイング会場に赴いたわけです。

パフォーマンスすごすぎない?

衝撃的にパフォーマンスが良かったんですよね、これが。
え?本当にこの人たちこれが1stライブなの?

シャイニーカラーズは全てのアイドルがユニットに所属していて、各ユニット内のアイドルたちの関係性を非常に丁寧に扱っているシリーズです。
そのため楽曲も全体曲以外は全部ユニットの持ち曲で、それぞれの特徴をよく表したものに仕上がっています。

そしていざライブになってみれば、ユニットごとの個性がこれでもかというくらいの大爆発。

正統派の信号機ユニット「イルミネーションスターズ」はその名に恥じず全力でキラキラしていて、クール系ユニット「アンティーカ」のメタル調の楽曲は圧倒的にかっこよく、パッション全開の「放課後クライマックスガールズ」は会場中が熱く盛り上がり、キュートの塊みたいな「アルストロメリア」は永遠に眺めていたくなる可愛さ。

なにが「期待値としてはそこまで高くなかった」だ。
調子に乗るんじゃないよ目の前のすごい子たちを観なさいそして泣きなさい。

いや本当にね、泣きましたよね。
特に一番好きなユニットの「アンティーカ」に関しては、もうただただパフォーマンスのすごさに圧倒されちゃって気付いたら涙ボロッボロこぼれてました。

ライブで披露されたのは、ユニットの持ち曲2曲ずつと全体曲5曲の全13曲。
サプライズで新曲が1曲ありましたけど、それも含めてシャイニーカラーズの手札のすべてが披露されたわけです。
他シリーズが一回のライブで30曲前後披露したりするのに比べるとどうしても少ない。

でもその代わり、シャイニーカラーズはユニットとしての活動をサービス開始時からずっと続けているという積み重ねがあります。
ライブの練習以前から、リリイベなんかを通じて楽曲のクオリティを上げ続けることが1年間、同じユニットメンバーでできている。
だからこそ、1曲1曲の練度が、パンチ力がやばいんです。

ダンスもすごいし複雑なフォーメーションチェンジもお手の物。
そしてその練度は3公演の中でどんどん上がっていく。

他シリーズだとなかなかこうはいかないと思うんですよね。
そもそも人数の都合で原曲のメンバーを揃えることすら難しかったり、同じ楽曲が同じメンバーで披露されること自体が珍しい。

そこをシャイニーカラーズはひたすらに練度を高められる。
しかもこれから先ユニットが続く限り、まだまだレベルアップの余地がある。
将来がめちゃくちゃ楽しみになっちゃうじゃないですか。

特大ボリュームの朗読劇

先述したとおり、シャイニーカラーズの現状披露できる楽曲は13曲。
3時間のライブを満たすには、ちょっと尺が余りすぎます。

そんなわけでMC以外に各公演2回ずつ朗読劇コーナーが設けられました。
これについてはなんとなく予想済み。

……だったんですけど、この朗読劇が想像以上によかった。

一番のポイントは、ユニットをまたがっての会話、越境要素が非常に多く盛り込まれていたこと。

シャニマスはユニット内の関係性を大事にしている一方で、ゲーム本編では他ユニットの子たちと絡む描写が現時点では非常に少ないんですね。
イベント内のコミュでほんの少し絡むことはあっても、本格的にどういう関係性なのかが見えるレベルではなく。
そしてそれはシャニマスPがいつかは見ていたいと思っていた光景のひとつだったわけで。

そんな夢見た景色を、この朗読劇は叶えてくれました。
しかも特濃で。

咲耶が真乃にいつもの王子様ムーヴをかますも、天然な真乃にきょとん?とされて肩透かしを食らったり。
ランニング後に疲れたちょこ先輩に霧子がお水用意してあげたり。
まみみが本番前に緊張する甜花ちゃんをいじりつつもリラックスさせようとしたり(しかも甜花ちゃんはアンティーカのメンバーを名字+さん付で呼ぶことが分かる)。

などなど……

正直書ききれないほど、思い出せないほどのいろんな絡みがあり、なので早くBDを発売してほしい(これは切実な願いです)。
いや、もう、今まで供給された何十倍もの濃度のユニット越境をぶつけられて正気でいられるかって話ですよ。

そしてもちろん越境だけでなく、ユニット内の絡みもふんだんにあり、特にこれまでのコミュの要素をピックアップしたり、ゲーム内イベントの思い出を振り返ったりとボリューム満点。
これ見てるだけでもライブに来た価値があったと思えるほどでした。

これもうシャイニーカラーズの全部じゃん

そう、このライブ、シャイニーカラーズが持っているコンテンツの文字通りすべてが詰まっていたという。

楽曲についてもそうですし、朗読劇もこれまでのゲーム内の思い出をベースにしていたり。
それだけでなく新曲やこれまで見られなかったアイドル同士の掛け合いで新しい表情を見せてくれたり。
そして、それを16人全員で披露してくれた。
アイドルマスターシャイニーカラーズの120%を食らったわけです、この3公演で。

そんでもって、たぶんこういう経験ができるライブってこれが最初で最後なんですよね。

今まで1年間積み上げてきた、その全部+α。
それを3時間×3公演の全9時間でぶわっと浴びせられるという、ただ事ではない体験ですよ。

もちろん他シリーズのライブだって、今までの何年間もの積み重ねがあってこそなのだけれども、でもそのコンテンツのすべてを体験できるライブってのは正直もう絶対不可能じゃないですか。

最初のライブでだけ、それができるんですよ。
しかも16人と他シリーズより人数が少なくメンバーが揃いやすいシャイニーカラーズだったからこそ(765の13人よりは多いけれど、あちらはあちらで違った難しさがあり)

今回、新ユニットの追加も発表されましたし、各ユニットの楽曲はこれからさらに増えていきます。
曲が増えれば今回みたいな朗読劇の時間は削られていくでしょうし、既存楽曲が披露される機会も徐々に減っていくでしょう。

二日目昼公演の最後のあいさつで、大崎甘奈役の黒木ほの香さんが

これからもっと大きな舞台でできる未来を、すでに期待してしまっている

というようなことを言っていたんですけど、今回の完成度を考えれば納得。これから先のライブには大きな期待感しかありません。
きっとさらに大きな会場で、もっともっと成長したパフォーマンスを見せてくれることでしょう。

だからこそ今回のような、今ここにある全部から始めていくぞ!っていうライブに立ち会えた、その空気感を体験ができたのがめちゃくちゃうれしかったんですね。
これから成長を続けていくであろう、素敵なコンテンツの原点のライブに。

そりゃもう絶対このシリーズをこれからも応援していくぞ、という強い気持ちになりますよ。
そういう類の「でっかい傷」を心に受けたライブ体験でした。
これはいいトラウマ。

とりあえずライブの翌日は担当である三峰結華をプロデュースして初めてTrue Endまで導くことができて再び泣くなどしていました。
……とか言ってたら早速三峰のプロデュースイベント始まっちゃった。
よっしゃ、おいもっかい行くぞ三峰。

本当はMCでの様子とか各ユニットの感想とか細かいことについても書きたかったんですけど、予想外にここまで長くなっちゃったんでまた別の記事にしますね。
今回はいったんここまで。

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