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その時、どんなパーツたちがいたの?

こんにちは。
日本初のIAOTRC認定トラウマ回復コーチのEri Blueです。
(プロフィールはこちらから)

先日朝4時に起きて、Frank Anderson先生のWrite to heal 講座に参加してきました。


『パーツマッピング:その時、どんなパーツたちがいたのか』のワークでの気づき

今日のワークの中で過去に起こったイベントをひとつを選んで、その時にどんなパーツたちがいたのかマッピングしてみようというワークがありました。

本当は言葉で書いた方が良いのかな?と思いつつイメージの方がより多くそして的確にパーツを表せれるかなって。勝手に、文章ではなくパーツマッピングをイメージでしてみました。

10分のワーク時間の中で
➡️ 過去に起こった場面や瞬間を選ぶ
➡️ 自分の内側に意識を向ける
➡️ その瞬間に動いていたであろうパーツたちにつながる
➡️ Canvaを使ってイメージに合う言葉でイラストを探す
➡️ しっくりときたイラストを選んで一言言葉を入れる
ワークをしてみました。

昔は事実として何が起こったかを正確に思い出すやり方しか知らなかったので、その瞬間に自分がどう感じたかということにまでしっかりと意識が向くことはそこまでなかったように思います。

なので、アンダーソン先生の誘導で今回のワークをしてみて感覚として
「(パーツという概念を知るまでは、きっと)3D+時間の枠組みの中で起こったことを無理やり2Dにしていたんだな」という気づきが!

パーツたちに意識を向けることで見えてくる世界!

身体が「ノー」と言うとき』の著者で、トラウマと依存症の世界的権威であられるガボール・マテ先生がよくおっしゃられている言葉に

「トラウマはアナタに何が起こったかではなく、アナタがその時にどう感じたか。」があります。

頭では理解しているつもりでも、トラウマは私たちを身体から切り離してしまい、圧倒されないように、感情からも解離させてしまうことがあります。

だから、パーツという概念を取り入れることで、私たちがその瞬間に何をどのように感じていたのかよりつながりやすくなったりします。

私個人、Blue的なイメージで説明すると、

【パーツという概念を知る前】
私は一人しか存在しない。だから、色々な感情や思いがいくつも同時に存在すると思うと、絡まった糸みたいにごちゃごちゃになってしまう。そして、このごちゃごちゃに絡まった糸をどうやって整理したらいいのか検討もつかない!

【パーツという概念を知った後】

  • 悲しんでいるパーツがいるね
    ー 喉の辺りに重みを感じる。涙で出来た水溜りの中で溺れそうなのね。
    ー 悲しみを通して私に何を伝えようとしてくれているのだろうか?
    ー 何を守ろうとしているの? 
    ー それは大変だったね〜。 etc 

  • どうしたら良いのか分からずパニックになっているパーツがいるね
    ー 何かに追い立て、追いかけられているイメージ
    ー 何が彼/彼女をパニックにさせてしまっていたのだろうか? etc 

  • こんなの嫌だって泣き崩れているパーツがいるね
    ー 泣いてばかりの3歳位の子供。まだ言葉では思いを全て伝えられない
    ー 辛かったね。ここに一緒に居てあげるから思いっきり泣いて良いよ!

などなど…。

絡まった糸から比べると、解析度が高いから、より寄り添いやすくなる感じですね。

これまで、4年近く内的家族システム(IFS)を学んできたのですが、改めて自分の中であの時何が起こっていたのか。

そして、可視化したことで

「それは圧倒されても当然だな!大変だったね!」

って本当の意味で自分に対してコンパッション(思いやり)の気持ちを向けれてた気がします。

ありのままの自分を受け入れる

10分ワークの後で、手を挙げて選ばれた人が書いたものをシェアされたのですが、Write to healのワークショップに参加者だけあって、文章では何も書かなかった私とは違い、長文でスラスラと書かれた内容をシェアされていました。

そのシェアを聞いて、自分の中で少し、求められていたであろうことを完了できなかったという寂しさと、いつもの癖で他人と比較を始めていたパーツが居たりしたのですが…。

ふと、自分の中で下記の思いが湧き上がり、言葉にしてみました。

きっと私の中で、これまでボロボロになりならがも、周りの人の意図を感じ取り、自分を押し殺してきたパーツから、自分を大切にしたいと感じるパーツに世代交代が出来るようになってきたのかもしれませんね。

パーツという視点で物事を見ることで、違う世界が見えてくるイメージが少しでも伝わったら嬉しいです。

最後まで読んでくださってありがとうございます。
それではまた!


Eri Blue  (エリ ブルー)
1983年生まれ。イタリア・ミラノ大学大学院卒(生化学博士)。管理栄養士。日本初IAOTRC認定トラウマ回復コーチ。外資系企業勤務を経て独立。ACE*スコア7のACEサバイバー。(詳しいプロフィールはこちらから)
*ACE(逆境的小児期体験)についてはこちらから

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