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家族で湘南移住記#29/プチリノベで叶った間取りの工夫

本当は、中古マンションを購入して、フルリノベで完全好みの住まいをつくる!と意気込んでいたのですが、立地の良さからリノベ済み物件を購入した我が家。

そんな選択をしたわけですが、何でもよかったわけではなく、こうしたら我が家にしっくりくる暮らしができるかも!?という間取りが浮かんだから。

(くわしくはこちら)

その間取りアイデアの真相と、実際住んでみての住み心地を検証したいと思います。


キホンの情報&希望していた条件

まずは、基本情報&基本の間取り変更について

✔ 築29年
✔ 5階建て4階
✔ 74㎡(2LDK)
✔ 最寄り駅まで徒歩14分(海まで徒歩10分) バス路線あり。

よくリノベする際には、壁を取っ払って大きな空間で♪とされる方が多いように思います。
お子さんが小さかったり、家族が少ない場合は開放的な空間があると、気持ちいですよね。
しかしながら、我が家の場合は既にティーンが二人。
大きな空間で家族のコミュニケーションを取れる間取りを~のフェーズは通り過ぎた感があって、各自のプライベートな空間が必要となってきていました。
男女の兄弟でもあるので、それぞれの個室と、生活の時間がズレてきたので、家族が起きている時間の明るさと音が気になって寝られない、、なんてことが問題になっていました。

ゆるーく空間を区切った間取りもステキなのですが、音と明るさを干渉しないようにするためには、個室にしたほうがいいかな?と思っていました。
というのは私が、真っ暗で静かでないと寝られないので。。。
子ども達が遅くに風呂に入って、ドライヤーとかやっているとめちゃうるさく感じてしまうのです。
というわけで、2LDKから3LDKへの間取り変更は必須でした。

リノベ済みのままの問題点

この物件を見た時、リノベ済みじゃなかったら即購入したかったーーーと思ったのでした。
間取りをみて、真っ先にネックに思ったのは、
✔ 個室が2個しかない
✔ キッチンが閉鎖的
✔ 玄関が狭い
✔ 廊下が無駄な動線
このあたり。

本当はオープンのキッチンがよかったし、玄関も土間が欲しかった、、、。
けれども、実際に見に行ったら、あまりに立地が良かったのと、仕上げが良かったので、購入を決めたわけです。

プチリノベで叶ったこと

そして、メインのプチリノベは、個室をつくることと、キッチン回りを広くすること。
その間取り変更がこちら↓

キッチンの間仕切りは大幅に変更しました。
北側の洋室の収納を削ってまで、キッチンスペースを確保しました。
この変更で、五つを実現できました!

1.キッチンを広くオープンな空間にできた◎
2.廊下を最小限にできた
3.リビング扉を引戸にした
4.水回りの動線がいい
5.子ども室が孤立しない

1.キッチンを広くオープンな空間にできた

あまりに閉鎖的だったキッチン。
収納キャビネットなども小さいものしか置けない状態でした。
これを思い切って背面の洋室の収納を廃止し、キッチンスペースに。
これによって、だいぶ長いカウンターを設置することができ、リビングのとのつながりを持つことができました。


キッチン周辺のBefore⇒After キッチンとリビングのスペースがオープンに♪

2.廊下を最小限にできた

1,で廊下を1畳分くらいをリビングスペースにし、廊下からリビングへの入り口をグッと玄関側に移動することができました。
それにより、廊下は約1畳くらいのスペースに。
玄関土間スペースが欲しーなーなんて思っていたけど、アウトドアグッズがたくさんあるわけでもなく、ベビーカーの生活も既に完了し、土間の必要性は実はそれほどなく。
土間スペースは不要と判断しました。

3.リビング扉を引戸にした

これは、設計士さんのアイデア。
これがホントにグッジョブのアイデア!
リノベ済みが開き戸だったため、当然開き戸と思い込んでいましたが、アウトセットのリビングドアを提案下さいました。これは大正解◎
引戸にすることで、ドアの開きスペースが不要になるし、
風でバタンと閉まることがないので、扉を少し開ける、みたいな調節ができるんですよね。
開き戸だと、全開か閉めるか、になってしまいます。

4.水回りの動線がいい

何かとキッチン⇔洗面室は行き来するもの。
以前、キッチンに洗濯機がある賃貸に住んだことがありますが、洗濯機の完了がわかったりして、結構よかったものです。
洗面室がリビングから遠いと、洗濯物を洗面に持って行くのが面倒になり、リビングに靴下が脱ぎっぱなし、、、なんてことが起こったりするものです。

5.子ども室が孤立しない

子ども室を作る際、何より困るのは何をしているのかわからないこと。
「ごはんよー」って呼んでも聞こえて無かったり。。(涙)
年頃になるとプライベートな空間が必要になるのもわかるのだけど、居るのか居ないのかわからない、なんてことはさみしいものです。
が、今回の間取りは、リビングから各部屋に入るという間取り。
「起きてー」とか「ごはんよー」もすぐに聞こえる。
お互いの存在がわかるような、このシェアハウスみたいな間取りは結構気に入っています。
子ども達にとっては、リビングと密接なので、「友達は呼べないな、、、」って思っているようですが(笑)。

完璧な家は存在しない

総じて感じるのは、「完ぺきな家は存在しない」ということ。
それは家族の意見も含めるとなおさらです。
それをわかった上で、決断することが必要。
そういった意味では、気に入った間取りになりました!
細かい点はあれこれ言いたいことはありますが、これからカバーできることかな、って思っています。

「最高ではなく、最善の選択を。」

これは、何においても私が大切にしている考え方。
時にこだわることも必要だけど、あまりに完璧主義になってしまうと、イイ選択ができなくなってしまうので。

では、また。



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