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家族で湘南移住記#24/住み替えで大切な3つのコト。~契約から引き渡しまで

都内某所、築18年の分譲マンションに住んでいます。
2022年より、心が喜ぶ暮らしを求め、移住を決意!
家族がいても移住ってできる?
そんな壁を乗り越えようと、絶賛奮闘中。

2023年7月、念願の新居決定!
新しい物件の契約を無事、終えました。

が、契約はあくまで契約で、実際物件を手に入るのは、「引渡し」といって、それまでにもいろいろクリアしなければならない課題があるのです。

そう、契約だけで手に入ったことにならないのです。。
あくまで契約なので、お約束しただけ。

この間に、書類を揃えたり、お金を揃えたり、ローンの契約が必要になります。
なので、よく聞く「ローンが下りない」なんてことになったら、この契約は破棄になってしまうのです(汗)。

もちろん、住宅ローン事前審査には2社通っていたのですが、本審査となると話は別。もっと細かい資料が必要になるわけです。

さらに今回は、売却も、購入もほぼ同時。

我が家は、売却益で新しい物件を購入することになるで、旧マンションの買主さんが「ローンが下りない」とか、「やっぱりやめます、、、」なんてことになったら、売却の契約も破棄になり、同時に購入の契約も無かったことに、、、ということになるわけです。

さてどうなる事か!


旧マンション、契約から引き渡しまで。

まず、売却の契約の際に、引き渡しの日時を決める必要があります。
そう、旧マンションを明け渡しするので、仮住まいの選定、引越しを完了させないとならないのです。
購入した方は早く住みはじめたいし、賃貸に住んでいる方だったりすると、更新までには、、、という理由もあり、できるだけ早い引き渡しを希望される方が多いようです。
そんな中、今回の買主さんはそれほど急いでいないようでしたので、約2か月後に設定することができました。

引渡しまで2カ月。
この間に仮住まいを探し、引越しまで完成するわけです。
時間が無い!!!

ちなみに、子どもの同意を得る時に、唯一約束をしたことがあります。
それは、
「学年末まで今の学校に通う」
ということ。
その時は新しい物件の目途も立っていなかったので、「これから新しい物件見つけて、リノベして、、、って考えたら、ちょうど春にはなるかな~」なんて思っていたのです。
が、急遽、新物件と出会ってしまい、しかもリノベ済み物件+プチリノベとなると、春まで行かずとも冬には住み始められるではないか!?
という事態になったのです。

仮住まい期間が長くなればなるほど、家賃負担が大きくなるわけで(涙)。
けれども、子どもとの約束なので、泣く泣く半年間の仮住まいを強いられることになったのです。

そんな我が家の仮住まい。
要望としてはこんな条件を想定していました。
① 子どもが通う学校の学区内
② 駅まで歩いていける範囲
③ できれば敷金礼金なし(または1か月。できるだけ抑えたい)
④ 広さ60㎡以上

探し始めて、率直に感じたのは、
「結構高いのね、、、」
ということ。
家賃相場もよくわからなかったのですが、安けりゃ安いだけ助かるわけで。
探してみると意外と無い!(ヤバイ!)

結局、①と④は諦め、こんな仮住まい先に決めました。

築37年
鉄筋コンクリートマンション 9階
敷金 1か月  礼金 0か月
57.1㎡
駅まで徒歩13分

仮住まい、内見時

通っている学校の学区外になりましたが、申請をして今まで通りの学校に通学することになり、広さは足りないけど、モノを処分したり、いくつかの荷物は実家に避難させることでしのぐことになりました。

(旧マンション71.7㎡から、仮住まい57.1㎡なので、約20%も狭くなる!)

そして、なんとか引き渡しの約3週間前に、無事旧マンションから仮住まいに引越しを完了させました。
(トラブルもたくさんあったが、、)

さすがに、いままで16年間住んできた家が空になってしまうと、さみしい気持ちがこみあげて、気持ちウルウル(涙)。
子ども達はここで生まれ、育ってきたのでいろんなことが思い出されました。
次の買主さんに大切に住んでいただけることを願います。

空になった旧マンションにて感傷に浸る。

ここまでの準備ができ、晴れて買主さんのローンも通ったとのこと。
無事に引き渡しの日を迎えられることになりました。

そして、我が家には旧マンションにはローンが残っていたので、この引渡日に全額残債返済の手続きも進めました。

新マンション 契約から引き渡しまで。

新マンションは、リノベ済み物件だったので、売主さんは買取再販の業者さん。
となると、ローンも払っているし、管理費も発生しているので、早く引き渡しをしたいのが本音。
我が家はほぼ同時に売却が成立したので、ちょっと引き渡しまでに時間が欲しい、、、ということは契約時に伝えていました。
そのため、売却の引き渡しを考慮していただき、売却引き渡しのちょうど一週間後に引き渡しとなりました。

日にちは希望通りに設定完了。
あとは、我が家のローンの決定です。
今回、あれこれ考慮した結果、妻である私がローンを組むことになりました。会社員でよかった!と思ったわけです。
(お金の戦略はどこかでつづりたい。。)

まー、あれこれ提出する書類があるわけです。
最近ではネットで完結する場合が多いのですが、それでもあちこち入力することがある!

事前審査が通っていた銀行は2社。
①比較的金利が安いメガバンク系
②とにかく金利が安いネット銀行

本命は②でした。
が、いち早く①の本審査が通過。
ひとまず、めでたく引き渡しを迎えられるが確定したわけです。(ヤッター!)
けれどもよろこんではいられない、、、本命の②になるかならないかで、支払総額に結構差が出てくるのです。

その後何度も②とのやり取りがあり、なんとか条件付きで本審査通過!(ヤッター!!)

希望通りに事が進むことになりました。
ふー、一安心。

そして迎えた引き渡しの日

我が家は、売却、購入ともにワンストップのリノベ会社にお願いしているので、ここで本当に担当の方が活躍してくれました。
(マジでありがたい)

我が家の旧マンションのローン残や、新マンションのローン審査の状況などを全てお伝えし、主にお金の段取りやそろえる書類の確認、日程調整など、安心してお任せできました。
これをそれぞれ別業者でやろうと思うと、相当大変なのが想像できます。。
我が家の場合は特に、(ありがたいことに)売却も購入もほぼ同時だったので、日程調整が難儀になるわけです。
売主・買主だけでなく、銀行や司法書士さんのスケジュール調整も必要です。
これをスマートこなしていただきホントに感謝です。

住み替えを振り返って気を付けること

1、有給を確保しておくべし

契約は比較的土日でもOKですが、司法書士さんとの面談や、銀行が絡んでくる引き渡しについては、平日限定。我が家はさらに、節約をしようと引越しを平日にしたりと、何かと有給を消費してきました。
気が付いた時には、有給残がびっくりするぐらい減っていて焦ることになりました。
(インフルとかになったら、欠勤かも!?)

それまでも、「湘南月イチtrip」と題して、月に1回は有休を使っていたので、そりゃーなくなるわけです。
けれども、移住地の調査はとっても大切。
休日だけでなく、平日の様子も知っておく必要もあるので、有給確保は大事なポイント。
さらに、入居している物件への内見の場合は、平日でお願いしたい、ということもあるかもしれません。

2、頼るべきところに頼るべし

手続きは思った以上に煩雑です。
しかも、平日は仕事をしている会社員にとっては、かなーりの業務量。
信頼できる業者を見つけることが大切です。
我が家はワンストップの業者を選んでホントに良かったと思っています。
メールでの連絡は物件名で分けてくれたり、といった配慮があったりして、そろえる書類、期日、など漏れなく手続きを完了できました。

3、完璧より最善を目指すべし

これは、私が何においても大切にしているコトの一つ。
理想を想い描くことはとても重要なことです。
それが羅針盤になって、アンテナにも引っかかるようになるし、相談している担当の方にも伝わりやすく、物件を見つけやすくなるのは確か。
けれども、あまりに理想に縛られていて、あれもこれも!と頑なになっていると、一生叶わないのでは?と思うのです。

「家づくりで100%はあり得ない」

それは「何かを諦める」ということではなく、「本当に大事にしたいことは何か」を浮き彫りにする作業でもあるのかと。
結局は、自分がピンっと来たりする感覚が本物なのかなって思います。
なので、理想像の完璧を目指すのではなく、自分にとっての最善を!

ここで、住み替えは成立したので、これからはプチリノベのあれこれへ~

つづく。

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