ADHDの予兆(幼児期編)

乳児期が過ぎ、言葉を獲得した幼児期。
長女氏は「なんで?」が口ぐせの、「なんで期」に陥っていた。
これは正直しんどかった。なんでの猛攻撃である。
まじめに返答しても「?」な顔をしていたり、さらなるなんでが繰り出されたり・・・
ほとほとなんでに疲れ果て、「なんでかなぁ?」と返してみたところ、
「なんでかなはだめよ。」と言われる。
本当にしんどかったんですよ!!

実は年長までは逆に繊細で、保育園では先生のストーカーのようだった長女氏。緊張で発表会のときはいつもなぜかアゴがしゃくれていたし、謎のポイントで泣いていた。こんなんで小学校でやっていけるのだろうか・・・と心配したが、小学校でははっちゃけすぎて大変なことになった。

よくよく思い返してみると、幼児期にも片鱗はあったように思う。

絶対に自力で出られないと有名なバンボから自力で脱出する。

絵本の読み聞かせをしようと絵本を一緒に読むが、勝手にページをめくってくるので読めない。

チャイルドシートから勝手に脱出して、ドアを開けた瞬間に地面に落ちる。

家から保育園までノンストップで走り続ける。

など。

そして、ADHDの子によくあることで、ADHDだけではない。という一面。
そもそも広汎性発達障害という大きいくくりのうちの一つであって、おなじADHDでもいろんな出方がある。おそらく長女氏はASDなところもある。そのこだわりの強さや繊細さ(予定が狂うのが嫌。ママ以外に心を開かない。好き嫌いが極端。など)が幼児期にはよくでていたように思う。

ということで、幼児期は「なんで期」以外はたいしたことなく過ぎていった。


ちなみに。
安定の次女氏にもいずれ「なんで期」がくるのでは・・・と恐れていたが、一切なかった。むしろ話さないので心配なくらい、必要以上には話さなかった。言葉がわかってないのでは?と心配になるくらいであったが、年中になるとぺらぺら話しはじめ、すごく言葉を理解していることがわかったのだった・・・。三女氏にも「なんで期」はなく、三女氏は上に二人姉がいるからか、すごくはやくからぺらぺらしゃべっていた。

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