見出し画像

八咫烏シリーズ

今回は、私の大好きな阿部智里先生の八咫烏シリーズについて語りたいと思います。

烏と人間、2つの姿を持つ八咫烏達が住む世界のお話です。金烏と呼ばれる八咫烏が国を治め、その下に北家、南家、西家、東家の一族を中心に貴族社会があります。

第一巻「烏に単は似合わない」では、それぞれの四家のお嬢様が后の座を狙って争う話なのですが、一向に姿を現さない皇子や相次ぐ事件など謎解きが好きな方も楽しんで読める内容だと思います。終盤のどんでん返しには、度肝を抜かれ、2回ほど読み直しました笑

1巻だけでも十分面白い作品ですが、2巻からが本編だと思っています。私の大好きな雪哉君も登場、はい!スタンディングオベーション👏

現在、第一部6巻と第二部、外伝等が発表されており、最新作が「追憶の鳥」です。この!最新作!えげつないですッッッ!!!!!電車の中で読んでいたのですがマスクをしていてよかった、めちゃくちゃ変な顔してたと思います。机があったら台パンしてた

タイトルと装画

作品の中身も好きなのですが、作品のタイトルと本の装画も推せます。

最近、本屋さんをぶらぶらしているとタイトルだけで中身が分かってしまうもの多いなって思うんですけど私だけですか?すっっっごい、個人的な意見だけどあまり好きじゃないです。気になるものもたまにあるけど、「どうせ、こんな内容でしょ」って想像ついてやめちゃうパターンが多い…☺︎

好みの問題だよなぁ

そんな感じの私なので、八咫烏シリーズはどストライクです。この本、大学の教授に教えてもらい読み始めた本なのですが「烏に単は似合わない」⁇と、はじめは(良い意味です)変なタイトルだなって思ってました。今なら分かります。もう、アッーーーーってなります。最新作の「追憶の鳥」とか泣かせにきてますね、ありがとうございます。はじめは、意味分からんが本を読むと手を合わせたくなるタイトル…大好物なんです。誰か共感して

次にデザインです。単行本と文庫本どちらも持っています。イラストが綺麗…それだけ言いたい。

昔は、文庫本って東野圭吾とか伊坂幸太郎みたいなデザインが多くてイラストの表紙とかになると携帯小説やらラノベのイメージ(偏見

絵師さんが活躍し始めて、小説のデザインの幅が広がって最近の文庫本、単行本売り場はキラキラしてる。ここがユートピアかって感じ。みんな表紙素敵だから惹かれちゃいます…特にイケメンがいると絶対に手に取る

装画は、名司生さん、デザインは野中深雪さんという方らしいです。名司生さんはTwitterをやっていらっしゃるのでフォロー推奨です笑 先生との対談もありとても興味深かったです。創作過程とかsnsで見る事が出来るんですけど線が綺麗。柔らかな色が多いけど線で引き締まってて…勉強になります

今まで、「烏は主人を選ばない」が1番好きだったんですけどここできました最新刊…好きだッ!!!少し離れた書棚に置いてあったのですが八咫烏シリーズだと確信して小走りしました。オーラを放ってた、全体が青でまとめられてて、まさに絶望ですね

卒業論文は江戸川乱歩

本のジャンルは、推理小説が1番好きです。卒論、江戸川乱歩を選択、D坂、屋根裏、人間椅子、二十面相馬鹿みたいに読み込みましたよ。

だから、八咫烏シリーズが好きなのも必然なのかな

次は、「ノッキンオン・ロックドドア」という探偵推理小説を紹介したいなーと思います。バイバイ




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?