子どものおやすみスイッチが入る夜の習慣
毎晩寝る前にすることが決まっていると
子どもも「これをしたから、もう寝るんだ」
「寝る時間が来た」と理解します。
脳も身体も寝るモードに入りやすいので
寝付きも良くなります。
寝る前の決まった習慣のことを
入眠儀式とも言いますが、
入眠儀式をした時としない時とでは
寝付きにかかる時間に差が出ることも分かっています。
した場合の寝付きまでにかかる時間は
平均13.8分。
だったのに対して、
しなかった場合の平均時間は22分
というデータがあります。
ちなみに13.8分は、
とっても理想的な寝付きの時間ですよ。
入眠儀式は、どんな事をすれば良いかというと。
歯磨きをして、トイレに行って、おやすみを言う。
これも立派な入眠儀式です。
寝付きがあまり良くないお子さんは、
絵本の読み聞かせをしたり
眠りを誘うアロマの香りを嗅いだり
スローテンポの歌詞のない音楽を静かに聴いたり
手足や背中をさすってあげるくらいのマッサージでも良いですね。
決まった事を決まった流れで行うことで
子どものおやすみスイッチが入るだけでなく、
寝る時間も整ってくるはずです。
寝る時間から逆算して、
入眠儀式を行うようになるからです。
そうなると、生活リズムも整うので
学校生活が始まっても、流れで動くようになり
親御さんもラクになりますよ。
ぜひ、あなたのご家族○○家の入眠儀式を決めて
毎晩続けてみてくださいね。
親と子どものための睡眠専門家
椎葉 ゆう子
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