【MUP week2】僕たちの未来
皆さんこんにちは。ゆーやです。
今回の記事は、MUPのアウトプットPart2!!
私達に待ち受ける未来についてお話しできればと思います。
少し長いのですが、最後までお読みいただけると嬉しいです。
ホワイトカラーは・・・
”ホワイトカラー”
いわゆるオフィスで働く方々を総称した言葉で、これまではこのホワイトカラーとして大企業に勤めることが理想とされてきたと思います。事実、私の親も私が商社に就職を決めたときはとても喜んでくれたのを覚えています。
しかし、私達を取り巻く環境は刻々と変化しています。特にここ数年の動きは、私たちの働き方に大きく影響を及ぼすものばかりです。まさに、
”ホワイトカラーの大リストラ時代”
といってもいいでしょう。この移り変わる社会の中で私達はまさしくRestructuring(変革)を求められているのです!!
とはいったものの、社会は具体的にどのように変化しているのでしょうか?ここがわかって初めて自己変革の必要性を認識できるというものです。そこで、以下では社会がどのように変化しているのか3つの視点からお話ししたいと思います。
その① 大企業安定・老後保障の崩壊
「大企業に就職=生涯安泰」
これは、今まで多くの人が信じてきた考え方です。大企業に就職しておけば定年まで雇用してもらえ、定年を過ぎたら年金で穏やかに不自由なく暮らすことが出来る。。。
しかし、今となってはこの考えは通用しなくなりつつあります。その理由をいくつか紹介しようと思います。
1.トヨタ社長・経団連会長の「終身雇用は守れない」発言
日本のトップ企業の一角を担うトヨタの社長、そして大手企業を中心に構成される経団連の会長が約1年前、そろってこのような発言をしておられました。
大手企業ですら雇用を守り続けられないと公の場で発言しているのです。この発言からも、「大企業に就職=生涯安泰」は古い考えであるとわかると思います。
2.日系企業が外資系企業の経営方針に
日本企業の経営と言えば、
①終身雇用
②年功序列
③労働組合
の3つが特徴として挙げられます。
先程は①終身雇用について話しましたが、この中の②年功序列にも変化が起き始めています。
年功序列とは、勤続年数によって自動的に昇給していくシステムのことですが、最近の日本企業の中にはこのシステムを取り入れていない企業も出てきているのです。
つまり、外資系のようにスキルを持ち結果を出せれば若くから昇給可能、逆にスキルも無く成果も出せなければ、どんなに長く勤めようとも昇給は望めない、というものです。この考え方は特にベンチャー気質のある企業に多く見受けられる印象です。
ここから何が言えるかというと、スキルをつけないと自分が働く選択肢が狭まっていってしまうということです。
3.「定年雇用」の努力義務化&老後3000万円発言
個人を守れなくなるのは何も企業だけではありません。国も同様なのです。
まず、厚生労働省は民間に70歳までの人材の雇用努力を求める他、大企業には中途比率の公表の義務化を行う予定となっている。
さらに、金融庁は老後を過ごすのに、公的年金とは別で1500万~3000万円の資金が必要となると試算しました。
国は老後の雇用を民間に押し付け、年金も我々20代が老後になるころには受け取れるかどうかも分からない。つまり、国は老後の我々のことを保証する準備など全然ないのです。
これら3つの理由からもわかる通り、これからは
”国や企業ではなく自分のみに頼らなければならない時代”
になってくるのです!!
その② 外国人労働者の増加
日本人は、ワークライフバランスだの何だのと、「働く」ということに対し少し意識が低い側面を持っています。
一方、外国人労働者は基本的に「働く」ために日本に来ているため、よく働きます。私も、都内のコンビニに立ち寄ると外国人のアルバイトの方が一生懸命働いている姿を目にします。その姿は、高校生のやる気のないバイトと比べれば圧倒的に立派に見えます。
ここで言いたいのは、外国人労働者の方が同じ給料に対する貢献度が大きい傾向にあるということです。
また、企業の経営陣は「日本」という市場を目に留めず、海外に進出しようとしています。日本が少子高齢化の影響で高齢者が多くなり、消費が少なくなってきたからです。
そうなってくると必要になってくるのが、「グローバル人材」になります。ここでのグローバル人材とは、
仕組みが作れる人材
のことです。外国語能力も必要ではありますが、何もないところから仕組みを作る力が異国の地では必要になってきます。
しかし、日本人は幼い頃から「前ならえ教育」、要するに「周りのことに疑問を持たない」という教育を受けています。その結果、無駄な事や意味のないことに疑問を持てず、効率的な仕組みを作ることが困難なのです。
以上のことから、これからどんどん増える外国人労働者に日本人労働者が仕事を奪われる可能性が出てくるということです。
その③ AIの台頭
AIの実用化も、我々の働き方を脅かす要因の一つです。
これまで、機械化により現場の作業者の仕事が自動化されてきました。しかし、AIは今まで自動化されないと言われていたホワイトカラーの仕事も自動化してしまいます。
例で挙げると、需要予測があります。コンビニやスーパーの発注量をAIによって算定しようというもので、既に日立がサービスを提供しています。
これにより、発注を決める際の人件費を削減することが可能になります。
そして、自動化可能であるということがわかると、労働者は問答無用で切られる可能性があります。なぜなら、株式会社の持ち主は株主だからです。
株主は、経営者や上司と違ってあなたの顔を知りません。彼らが求めるのは株価と配当金の上昇ただそれだけです。自動化によるコスト削減は、会社の利益増加に貢献します。そのため、株主は自動化可能と分かれば経営陣に人員削減を要求してくるのは容易に想像できます。
経営陣は株主には逆らえません。そうなると必然的に労働者は切られてしまうのです。
まとめ
以上、社会の変化を3つの視点から紹介してきました。外国人労働者やAIの台頭で日本人は仕事が奪われていく上、企業や国は我々を保障してくれない。そうなると訪れるのは、
ホームレスor出稼ぎ
という悲惨な老後です。
そうなる前に、自分で自分の身を守るすべを身に着けておかないといけない。ということで、自己変革が必要となってくるのです。
そのためのアクションプランは、またの記事で・・・
それでは!今回もここまでお読みいただきありがとうございました。
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