【#30】最近読んだ本で面白かった本を紹介します。
最近読んだ本でおすすめの本を紹介していきます。
自分の周りでも「本を読みたいけど何を選んでいいか分からない」、「どのように本を選んでいいかわからない」という人が多いです。
今回は自分の本の選び方と、おすすめの本を３冊紹介していきたいと思います。
1 本の選び方
まず、本の選び方ですが事前に欲しい本が決まっていない場合には、書店に行く前に何冊本を買うか決めてから書店に行きます。
そこで書店内を巡回して、その冊数分面白そうな本を選んで買ってみる。というような感じです。ここが重要だと思っていて、事前に買う冊数を決めておけば、「面白そうな本がなかったな～」と何も買わずに帰宅することがなくなり、嫌でも本を読む機会が生まれます。
基本的には、新書かまだ映像化されていない文庫を購入することが多いです。映像化されている作品は、漫画も含め、アニメやドラマ・映画で済ませてしまうことが多いです。
2 おススメ本3選
2-1 『逆転美人』藤崎翔 （双葉文庫）
「私は報道されている通り、美人に該当する人間です。
でもそれが私の人生に不幸を招き続けているのです」飛び抜けた美人であるせいで不幸ばかりの人生を歩むシングルマザーの香織（仮名）。
娘の学校の教師に襲われた事件が報道されたのを機に、手記『逆転美人』を出版したのだが、それは社会を震撼させる大事件の幕開けだった――。
果たして『逆転美人』の本当の意味とは!? ミステリー史に残る伝説級超絶トリックに驚愕せよ!!
飛びぬけた美貌を持つことで様々な苦労をしてきた女性の手記で、自身のつらい過去を振り返る形で物語が進展します。一見、ただの「ルッキズム批判」とも取れる手記ですが、物語の後半で怒涛の展開を迎えます。
文庫で約350ページ、二日くらいあれば読み終わり、最後の最後ですべての伏線が回収される小説です。
2-2 『あなたが誰かを殺した』東野圭吾 （講談社）
閑静な別荘地で起きた連続殺人事件。
愛する家族が奪われたのは偶然か、必然か。
残された人々は真相を知るため「検証会」に集う。
そこに現れたのは、長期休暇中の刑事・加賀恭一郎。
――私たちを待ち受けていたのは、想像もしない運命だった。
別荘地で4家族を襲った殺人事件。物語序盤で犯人が捕まりますが、実は4家族の中に共犯者がおり、その共犯者を探していく展開。
『新参者』の加賀シリーズは初めて読みましたが、叙述が丁寧でとても面白かったです。
2-3 『タクシードライバーぐるぐる日記』内田正治 （フォレスト出版）
「言いがかりにも我慢の仕事」
タクシー乗務員がつづる憂いと怒りと笑いの路上観察記
――今日もお客に怒られて来い!
お客の中には上から目線でストレスのはけ口をドライバーに向ける人もいた。
お客の理不尽な言いがかりにも反論することなく、ぐっと我慢した。
嫌なお客が降りた後、車内で「バカヤロー」と何度大声で怒鳴ったことだろう。
――50歳でスタートし、65歳でリタイアするまでの15年間の体験を書きまとめた。
私には私にしか書くことができない事実や思いがある。
様々な職種に焦点を当てた、〇〇日記シリーズの「タクシードライバー篇」です。タクシーの乗客には色々なお客さんがいて、お客さんとのエピソードやタクシー業界の裏側など、タクシードライバーの視点から様々な体験が綴られています。このシリーズは色々な仕事を追体験できる点において本当にオススメです。
3 おわりに
今回は最近読んだ本の中で面白かった本を紹介してみました。
読書をしたいと思っているがなかなか時間が取れない方は、このレビューを参考にまずは一冊手に取ってみてください！
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