人間くさい生活
わかってるよ。今やろうと思ったとこだ。
ほっといてくれ。
人間という生き物は、図星を突かれると、ムキになって言い返してしまうものだ。
それは、大人になるにつれ、じんわりと身に染みてくる。
そんなに染み込まないでくれ。
心の中の何かが、ボソッと嫌味のように囁く。
それを、吐き出すように人にあたってしまう。
人間という生き物の醜いところだ。
自信がないが上に、
自分は、そんなことない。ちゃんとやっている。
指摘する人が、自分の事を見てくれていないだけだ。
何もしていないと分かっていても、そんな都合の良い言い訳を作ってしまう。
こういう考え方は、実に、人間くさくて面白い。
人間は、言い訳で自分を正当化するという守りをつくることができる。
それほどまでに、自分を大切にしているという事だ。
自分を大切に出来るのなら、言い訳という守りより、
自分を少しでも信じるという守りの方が、
少しかっこよくないだろうか。
そんなことをそんな事を思い、
我ながら、今日も面白い
と考える夜になった。
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