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男性目線な家電用品の必要性

発展途上国における貧困の要因は複合的で,更に,貧困から生じる様々な課題が多く,研究の切り口に悶々とする毎日です.

資本主義の目線から,「どうしたら女性が金銭を得ることが出来るか」ばかり考えてしまっていましたが,先行研究や現地人へのインタビューを行う中,

「社会進出出来ても環境が男女不平等.お金を稼げても家庭内での家事労働は減らず,権限もない」

「家庭用品のCMは女性しか出てこない」

という意見があることに気づきました.

確かに

ふと,思ったのですが日本の家電CMも「女性目線」が多いですよね.

最近では,時短としてカット野菜や総菜も充実してきました.

でも,それは「仕事をして帰宅した女性がいかに効率的に家事をするか」という目線が多いですよね.

そうではなく,いかに「男性が家事をしやすいか」という商品や環境づくりが必要ではないかと思いました.

女性が効率的に家事を行う=男女が平等に家事を負担するという沼から抜け出せない構造を作り出しているような気がします.

子どもの送り迎えのための時短労働ですが,女性ではなく男性にこそどんどん推進して欲しいですね.

今日はさらりと.



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