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まずは体調改善③ 生活リズム、パターン

今回は、前回「まずは体調改善② 運動、筋力、体力!」の続きになります。

前回お伝えしたように、「運動」は体力や筋力を維持し、心の健康にも良い影響を与えます。今回のエピソードでは、さらに「生活リズム」と「パターン」に焦点を当て、体と心の健康を支えるための重要な要素についてお話しします。全体のまとめも含めた重要な内容です。ぜひお聞きください!

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1枚まとめ画像©2024四葉さわこ ※無断転載はしないでください


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「心身の健康には、リズム、緩急、規則性が必要」

生活リズムやパターンは、その人の生きづらさや生きやすさに非常に影響を与える。

カラダ、具体的には脳、神経系、ホルモン分泌、内臓の働きなどが良い状態で機能するためには、活動することと休むことのバランスが大切。

つまり、一定のリズムやパターンで繰り返されること、休む時と活動する時の「緩急」が付いていることが重要だ。

胃や腸はメンタルにも非常に影響を与える内臓。胃や腸などの消化器官のためには、ある程度食事の時間が決まっている、空腹時間を作って消化器官を休ませるといったリズムや規則性が大切。

精神科や心療内科でメンタル疾患の治療を受ける際には、生活の記録を提出したり、生活リズムについて指導されたりすることがよくある。生活リズムの指導は標準的な治療法だ。

自律神経の乱れや不安定さは、メンタルや心身の不調の原因のひとつ。

自律神経や内臓など、いわゆる「カラダ」は、文句も言わずに毎日健気に働いてくれている。だけど、休ませることもなく、無理をさせたり極端な使い方をしたりしていれば、負担が掛かかる。

一定のタイミングで活動し、休む時には休む。適度な緩急やリズムをもって繰り返されるという、規則性がある生活リズムだと、カラダは活動と休息のタイミングが予測できて、安心して働くことができる。それはそのまま、心身の「生きやすさ」にもつながる。

『カラダ視点』という言い方をしているが、カラダの状態を知るために、「神経生理学的な視点」で観察したり、調整できたりすることは、とても役に立つ。

そこで次回から、神経生理学的な視点を持つために、どこから取り組めばよいか、ちょうど良い範囲とはどういうものか、などを伝えていく。

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