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やってはじめてわかることがある

1.「ありがとう」と言うだけじゃ足りない

そろそろ母の日ですね。

照れくさいかもしれませんが、「お母さん、いつもありがとう」と直接言いたいなと思っています。

というか、母の日ぐらい素直に言えや、何なら普段から感謝の気持ちを行動で示せやと、今までの自分に対して強く思っています。

自分の親に限ったことではなく、いままでの関わってくれた人すべてに感謝の気持ちを言葉や行動でもっと明確に示す必要があったんだと、反省しています。

なぜなら、たとえ無償の愛からの行動であったり、見返りをまったく求めていない行動であったとしても、決して楽なことではなかったのだと肌で感じる毎日を過ごしているからです。


2.偉大すぎる親

在宅ワークのため実家に帰っているのですが、4月は家族3人分の夕飯と仕事終わりの父の駅からのお迎えが私のタスクです。

「外出自粛でやることもないし、車を運転する機会もなかなかないだろうから」という、簡単な動機から買って出たのですが、2週間が経ったところでどこかタスク自体に飽きてきた自分がいました。

そのとき、これを両親は文句ひとつ言わず私のために22年間やってくれていたのだと痛感しました。

母は、朝昼晩3食作ってくれていましたし、高校時代には昼食の弁当に加えて補食としておにぎり2個とおかずまで作ってくれていました。

父は、クラブチームに通っていて帰りが22:00を過ぎていた中学時代に、お酒を飲むのを我慢して毎晩最寄り駅まで迎えに来てくれていました。

しかも、これらはほんの一例にないし、共働きなので朝から晩までみっちり働きながら両立してくれていました。

ただ、言葉でありがとうと伝えるだけじゃ足りなかったし、そもそもちゃんと感謝の言葉を口にできたのだろうかと思いました。


3.やる気スイッチ

一方で、どんなに飽きてきても料理や皿洗い、運転といった目の前のタスクを頑張れています。

自分で言い出した意地という部分もあると思いますが、なによりも人のためにやっているという前提があるからだと感じました。

一人暮らしの時に全く自炊をしていなかったわけではなかったのですが、続きませんでした。それは、自炊が自分のためでしかなかったからだったのだと気づきました。

逆に言えば、人のためになっていると感じることができるなら、人は頑張ることができるのだと思いました。

自分の頑張れるスイッチ、やる気スイッチをみつけることができたのも、在宅ワークのおかげですね。ありがとう在宅ワーク。

一方で、在宅ワークは誰のためになっているかか可視化されにくい部分があるなと感じました。

だからこそ、誰のために今のタスクと向き合っているかをより強く意識したいと思います。

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