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【検証】ビデオ通話中に(バレずに)ヘアーアイロンはかけれるのか






あああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!




 


もおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!














飽         き        た









1ヶ月に50本以上ビデオ通話していてもうどちらがリアルな身体なのかわからなくなってきた。


ぼくは学外で自主ゼミをやっているので日々その運営でビデオりまくっている。


普通に考えて、お金も取らず週2ペース10人以上のサブスクイベント運営するなんて頭のネジが飛んでるとしか言いようがない。




これも修行と思えば楽しいが、ふとした時に「なんで・・・?」と思うこともある。




今日も愉快にビデオ通話をしていた。



自主ゼミ以外のイベント企画にも顔を出しているので本当に頭がこんがらがりまくりやがりながらがなる。



今まで大学辞めてまで培ってきたノウハウが生きてきた気がして嬉しい。


度重なるビデオ通話のおかげでぼくの頭は完全に腐った白子と化して「なんか面白いことしたい」欲がふつふつと湧いてきた。



というか「なんか面白いことしないと死んでしまう」くらいまでいっていた。末期である。



そう、ぼくはマジメーターが溜まると「おふざけ力」が低下し酸欠で死んでしまうのだ。



定期的に変なことをして変なこをしないと生きていけない、壊れた体と言っても良い。





そしてぼくは何をどう考えたのか全く謎だが「ビデオ会議中にストレートパーマになったら面白いんじゃないか」という結論にたどり着いた。




読者の皆さんはお分かりのことと思うが全くもって間違った選択肢である。




狂っているとしか言いようがない。
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて群馬の若者がビデオ通話中にストレートヘアーになる。




しかし当時のぼくは「しめしめ、ビデオ会議中にストレートになったらおもしろいだろう」と思ってしまった。




世が世なら死刑だ。


早速ぼくは行動を開始した。



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ビデオ通話が始まり、いつものように天パのぼくが画面に映る。

本日は僕が司会ではないのでちょこちょこコメントを入れつつ会議に参加する。



2〜3時間が予想された会議では休憩が設けられることが多い。

一区切りついたところで司会が言った。



「はい、じゃあ一旦休憩です〜〜」


ア タ ッ ク チ ャ ン ス !!!!


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今しかない!!!




僕は一瞬でビデオをオフにしてアイロンをかけ始めた!!


おりゃおりゃおりゃおりゃーーーー!!!!



気分はアスリートである。





確かに、この世界の中心で僕は奮闘していた。

この世の中に「ビデオ通話の途中に髪がストレートになる21歳」を産みたかった。



必死だった。



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髪が伸びだので火傷の心配もあまりない。

大忙しでアイロンをかた。


そして!!!


休憩終了と同時に、ビデオ・オン!!!!


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 \\\ドッ///

「え〜〜〜〜!ようたろう髪の毛〜〜〜!!!」

「あ!!!ストレートじゃ〜〜ん!!!!」

「すげー!!なんでー!?!?!」

「意味わからん〜〜〜!!笑笑」








が、聞こえてくるはずだった。





真面目な会議は一瞬場がなごみ、みんな笑うはずだった。





現実は残酷だった。







「はい、続き始めまーす。」

「はーい」

「はーい」





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その時、僕は気づいた。

どうでもいいのだ。この会議において、僕の髪の毛など。


別に天パだろうとストレートだろうと、茶色だろうと金色だろうと。




関係ないのだ。







部屋の片隅で、「ただ髪の毛がまっすぐになっただけでおもしろいと思ってしまったこと」を21歳が悔いていた。





読者の皆さんが同じ過ちを犯さないために書いておこう。



ビデオ通話の最中に、人がストレートになったくらいで会議が止まるほど、人間は暇な生き物ではないということを。




机の上で、温度の上がったアイロンから少し煙が出ていた。


どうも。 サッと読んでクスッと笑えるようなブログを目指して書いています。