他業界からIT業界へ転職してみて

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どうもyotaです。毎日投稿するぞと意気込んだものの、3日目にして止まりました。反省しています。
気を取り直して、今回は僕の転職記について書いていきます。

僕は現在、Webセキュリティ会社に勤めています。いわゆるIT系の会社です。ですが、元々は全く異なる業界で働いていました。

この記事では、僕の転職経験談として、そもそもなぜ転職したのか、また転職先でなぜ今の業界を選んだのか、他業界へ転職して大変だったこと、良かったことなんかを書いていきます。

今の仕事について

転職した理由の前に、まずは今の仕事内容について書いていきます。

前述の通り僕は現在、Webセキュリティ会社にて勤めています。
サービスの1つである「セキュリティ診断」を検討中のお客様の窓口となり、セキュリティ診断をつつがなく実施できるようサポートする業務に従事しています。

顧客対応のためセキュリティエンジニアではなく、ポジションとしては営業に近い存在です。

ですが、求められる知識はエンジニアと同等レベルです。お客様がセキュリティ診断を検討されている「Webサイトの構造」や「インフラ周り」の理解が必要になるためです。

なので、今は業務と並行して勉強の日々を送っています。
今の仕事内容はこんなところです。

なぜ転職したのか

今の会社には昨年の春頃に転職しました。それまでは新卒で入社した会社に約5年ほどいましたが、従事していた仕事は自販機関係の仕事です。

自販機関係といっても実際に飲料を補充する仕事ではなく、自販機に入れる飲料の発注や在庫管理などの仕事を主に行っていました。本当に今の仕事とは全く異なる業界でした。

そんな自販機の仕事から、現在のWebセキュリティ会社へと転職したわけですが、そもそもなぜ転職したのかについて書いていきます。

転職した理由としては、主に3つあります。
1:性格
2:年齢
3:時代

順番に説明していきます。

1:性格
「性格」というと漠然としていますね。ですが、文字通り僕の「好奇心旺盛な性格」が転職の大きな理由となったのは間違いないと思います。

転職が珍しくない昨今、元々一つの会社にずっと勤めるのではなく、色んな会社を経験してみたいと考えていました。

「それはなぜか」と聞かれれば、「好奇心旺盛だから」というのがやはり答えになるかと思います。単純に「色んな会社や業界を経験する方が刺激的だなー」というくらい浅い感情だったと思います。

こんな理由だと舐めてるのかと怒られそうですが、本当に軽い気持ちだったのは否めないです。

2:年齢
次の大きな理由としては「年齢」です。僕が転職したのは27歳でした。

なぜこの年齢で転職したのかというと、巷で言われていた転職できる年齢のデッドラインが28歳までだったからです。

ただし、「他業界に転職するなら」という枕詞がつきます。その年を過ぎると同業種・同業界での転職でないと厳しいと言われていました。

※あくまでもネットや友人から聞いた程度の話なので、本当かどうかは分かりません。実際には年齢関係なく、皆さん転職されていると思います。

そんな巷の噂を真に受けた僕は「転職するなら選択肢が多い時が良いな」と思い、転職に踏み切りました。

3:時代
最後、3つ目の理由が「時代」です。少々大げさな表現ですが、昨今AIやらIotやら文字通りテクノロジーの発達が目覚ましい時代だと思います。

それにともない、ネットや本などでこんな言葉をよく耳にします。「今ある仕事の多くは、AIに取って代わられる」と。

実際にそんな未来が訪れるかは分かりませんが、僕は自分が従事している仕事でそれをイメージしてみました。

商品の発注や在庫の管理は、データさえあれば人間でなくてもできそうだな
というか、AIとか機械がやった方がむしろ正確だろ

と、思いました。その時は現状の仕事や職場環境に特別大きな不満はありませんでした。

ですが、先々のことを考えたら早いうちに今後も伸びる業界でスキルを積んだ方が良いなと思い、転職を決断しました。

というわけで、以上3つの理由から僕は転職しました。そして、そこからの展開は早かったです。

「AIやIotなど今後もIT業界は伸びそう」ということで、IT業界を中心に転職活動を実施。

業界スキルは0なので、これまでに培ってきた顧客折衝などのスキルや人柄(自分で言うことではないですね)を見てもらい、現在の会社に転職と相成りました。

異業界への転職で苦労したこと

ここからは、実際にIT業界という他業界へ転職したことで苦労したこと、何なら現在進行形で苦労していることを書いていきます。

早速ですが、何に苦労しているかと言いますと、

「圧倒的に用語が分からない」

はい、とにもかくにも用語が分からないと、これに尽きます。

SPA、HTTP、STL……etc。
調べても調べても、用語の説明に分からない用語が出てくるというマトリョーシカ状態です。最近は幾分か理解できるようになってきましたが、入社当初は酷いものでした。

お客さんとの打ち合わせでは、話を何一つ理解できていないのですが、さも分かっている顔をして「ああ。あれですね~」とか言っていました。

分からない用語はメモして、打ち合わせが終わったら調べる、というのを延々と繰り返して、少しずつ知識を積み上げて行きました。

この用語問題は、恐らくIT企業に限った話ではないかと思います。どの業界にもその業界独自の用語、必要な知識がたくさんあると思います。他業界への転職で必要になるのは勉強です。ひたすらに勉強です。

意欲的に知識を積み重ねていけるかが、他業界への転職では本当に大切ですし、転職面接においてもそこは絶対に見られる部分だと思いました。

そして、前述の勉強に関連するところで、「年齢関係なく人に教えを請えるか」も大事だと感じました。他業界に限らず転職すると、自分より年下でも先輩となる人がいらっしゃいます。

年齢関係なく色んな人から学べるか否かで、「用語が分からない」という苦労を乗り越えるまでのスピードが格段に違ってくると思います

僕自身、社内の会議などでは分からない用語が出てくる度に質問をしていました。
さすがに社外の方との打ち合わせでは、そうもいきませんが……。

他業界の転職だからこその面白さ

ここから他業界へ転職して感じた面白さについて、書いていきます。

その面白さとはずばり「知らないことだらけで、好奇心を刺激される」です。

すみません、抽象的過ぎますね……。詳細について書いていきます。

苦労したことと重複するところもあるのですが、用語しかり業界事情しかりITの仕組みしかり、毎日触れる情報が知らないことばかりです。
そして、知らないことを知ることで受ける刺激は計り知れないものがあります

僕の仕事に関するところで例を挙げますと、これまではgoogleで検索する時に「なぜ検索結果が表示されるのか」「どのような仕組みで検索されているのか」など、考えたこともありませんでした。
ただ、単純に「そういうものなんだな」としか思っていませんでした。

それがITの仕組みを知ることで、検索結果が表示される裏側では様々な処理が動いていて、それがどのように動いているかを知るのはとても好奇心を刺激されますし、視野の広がりを感じました

「知らないことを知る」という刺激は、IT業界に限らず他業界へ転職したからこその感じる刺激かなと思います。

もちろん同業界、同業種への転職だとしても、新たな情報や刺激を受けることは大いにあると思いますが、毎日のように好奇心を刺激されるのは、やはり他業界への転職だからこそだと思っています。

業界、システム、用語、人、その他様々な事柄について何も知らない。知らないからこそ、好奇心を刺激される。これが僕が感じた他業界への転職だからこその面白さです。

結びに

長々と書いてしまいましたが、ここまで僕が転職した理由から、他業界への転職で感じた苦労したところや面白さについて書いてきました。

僕が実際に転職して思ったのは、全くの他業界だろうと転職できないことはない、ということです

ただ、転職のハードルは同業界で転職した人に比べて高くなりますし、入った後の勉強も非常に大変だと思います。実際に僕も四苦八苦しながら勉強に勤しんでいます……。

ですが、そういった勉強の苦労も業界について知らないというハンデも、好奇心を持って取り組めるのであれば、全てプラスに転換できると思いました

実際、僕自身は好奇心旺盛な性格が幸いして、今のところは大変ではあるけれども日々楽しんで取り組めています。

以上が僕の他業界への転職経験談でした。お付き合い頂きありがとうございました。

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