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文学フリマ京都へ行ってきた



2024年1月14日(日)にみやこめっせ第二展示会場で行われた文学フリマ京都に行ってきました。

文学フリマとは、文学作品の展示即売会です。
出店者が「自分が〈文学〉と信じるもの」を自らの手で販売します。
作品の内容は、小説・物語・詩・俳句・短歌・ノンフィクション・エッセイほか、評論・研究書など多岐にわたり、対象年齢やジャンルも実にさまざまです。
文学フリマの「場」には一般商業流通には乗らない作品がたくさん集まります。
通常の製本された冊子から、ホチキスで綴じたコピー誌、手作りのZINE、手書きの1枚の紙、Tシャツ、CDなどさまざまな形式のものなど、
本屋さんでも通販でも出会えない、さまざまな形の〈文学〉が一堂に会し、販売されます。
既存のジャンルや定義・価値観にとらわれない、自由な発想・斬新な視点から生まれた作品も多く出品されます。
文学フリマは、新たな才能の発掘の場ともなっているほか、プロの作家やライター、編集者が限定版の作品を出品することもあります。

文学フリマとは | 文学フリマ

文学フリマとは|文学フリマ https://bunfree.net/about/


参加者や作品ジャンルの傾向などは公式HPに記載されているので詳細はそちらを見ていただくとして、私個人としては「一次創作の同人誌即売会」とざっくり理解してるつもりです。
もちろん、商業、プロの方もいらっしゃるし研究や評論といったジャンルもあるのでその限りではないのですが、二次創作で赤ブーのイベントなどに参加したことのある身としては分かりやすい例えかなと思いました(コミティアもその解釈です)。

文学フリマには過去、大阪での開催に一度一般参加したことがある(文学フリマはサークルを「出店者」一般参加者を「来場者」と言うらしい)。その時も今回も特に当てもなく雰囲気を楽しみたいと会場をふらふらしていたのだが、二次創作の同人誌即売会より、出店者からの声かけがとても活発なように感じた。
一歩止まれば「立ち読みどうですか」「無配どうですか」の嵐。受け取ると作品の解説が始まる。コミュ力とプレゼン力が半端ねぇ。二次創作のイベントとは違った売り込みの意欲が凄かった。
二次創作では見ることはないだろうジャンルもたくさんあって、出店者も来場者も老若男女様々で。知り合いがいらっしゃれば会話が弾む。
そら賑やかなはずだ。会場の熱気も高まるはずだ。会場めちゃくちゃ暑かった。外の寒さがちょうどいいくらいになっていた。

会場の雰囲気を見れたらよかったのだが、やっぱり作品も気になった。
文学フリマにはWebカタログもあれば、会場に現物の見本誌コーナーもある。そこも盛況で、きっと最初は綺麗に並べられていただろう見本誌も、私が到着した頃にはすっかり乱雑に置かれていた。
表紙やタイトルに釣られて一冊とり、中をぱらっと見て戻し、を繰り返した。コミュ障の私にはとてもありがたいシステムだった。出店者本人に話しかけるなど到底無理だった。
そこから二店、気になったサークル?ブース?があったので、そこにふらふら彷徨いながら辿り着き、二作品を購入した。
詳細はまたタグをつけて感想なるものも書きたい。

とにかく凄かった。皆さんの情熱が凄かった。
いいなぁ、またサークル参加したいなぁ。そう思った。

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