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映画「カサブランカ」からダンディズムを学ぶ

こんにちは、トーキョースタイリストサービスの吉﨑です。

今回は、1942年にアメリカで公開されたマイケルカーティス監督の映画「カサブランカ」を見て、アメリカ人男のリック役であるハンフリーボガードがカッコ良すぎたので紹介します。


映画「カサブランカ」とは

1941年12月、親ドイツのヴィシー政権の管理下に置かれたフランス領モロッコの都市カサブランカ。ドイツの侵略によるヨーロッパの戦災を逃れた人の多くは、中立国のポルトガル経由でアメリカへの亡命を図ろうとしていた。

アメリカ人男性のリック(ハンフリー・ボガート)は、パリが陥落する前に理由を告げずに去った恋人イルザ・ラント(イングリッド・バーグマン)と、彼が経営する酒場「カフェ・アメリカン」で偶然の再会を果たす。パリの思い出である『アズ・タイム・ゴーズ・バイ』が切なく流れる。

イルザが店を去って再び過去の痛みに苦しむリック。

イルザの夫で、現在はドイツに併合されたチェコスロバキア人のドイツ抵抗運動の指導者ヴィクトル・ラズロ(ポール・ヘンリード)は現地のオルグと接触、脱出のチャンスをうかがっていた。フランス植民地警察のルノー署長(クロード・レインズ)は計算高い男だが、流れに逆らうように異郷で生きるリックにシンパシーを感じ、かつてスペインのレジスタンスに協力したリックに、ラズロには関わるなと釘を指す。現地司令官であるドイツ空軍のシュトラッサー少佐は、ラズロを市内に閉じ込める。

イルザは、夫を助けられるのは闇屋のウーガーテ(ピーター・ローレ)からヴィシー政権の発行した通行証を譲り受けたリックしかいないと、必死に協力をお願いする。そして通行証を渡そうとしないリックに銃口さえ向ける。しかし引き金を引くことが出来ないイルザ。2人はお互いの愛情を確かめ合う。

リックは、ラズロとイルザが通行証を欲しがっている事実をルノー署長に打ち明け、現場でラズロを逮捕するようにと耳打ちする。手柄を立てるために、約束の閉店後の店にやってきたルノーだが、リックの本心は、2人を亡命させるためにルノーを空港まで車に同乗させて監視の目を欺く点にあった。シュトラッサーを射ち殺してでも彼女を守ろうとするリックは、過去の痛みに耐えていた彼ではなかった。

愛を失っても大義を守ろうとしたリックを前にして、実はレジスタンスの支援者であったルノーは、自由フランスの支配地域であるフランス領赤道アフリカのブラザヴィルへ逃げるように勧めて、見逃すことにする。

2人と連合国の未来に希望を持たせながら、彼らは宵闇の中へ消えていく。
Wikipediaより


ハンフリーボガードのカッコ良すぎる服装

ハンフリーボガードと言えばなんといってもこれ。

アクアスキュータムのトレンチコートです。
ボルサリーノのハットにクタクタに着古したこのアクアスキュータムのトレンチコートの着こなしが抜群にカッコいい。

このコートは「ザ・ボガード トレンチ」と呼ばれ、アクアスキュータム創業165年記念で復刻され、2016年に日本で165着限定で発売されています。

他にも、当時のクラシックを学ぶ事が多いさまざまな服装があるのでコピペします。





もちろん、ボギー以外の役者の服装も渋いです。



モノクロっていうところが勿体ないし、映像は古いですが、服装は今見ても決して古くさいとはならないのではないでしょうか。

シーンによって服装が異なり、ドレスの着こなしの基本も学べるところが多いです。

あとは、リック役のボギーのダンディズムがなんと言ってもカッコいい。

「紳士」ってこうだよな、って今の日本人にはあまり感じる事はない英国紳士たる立ち居振る舞いも見どころ。

真のジェントルマンを目指すならまずカサブランカから服と紳士を学ぶべし。

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