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リクルートスーツの基本を知る

こんにちは

トーキョースタイリストサービス代表の吉﨑ことザッキーです!

みなさんは、リクルート=就職活動をご存じだとは思いますが、そのスーツを実際にどう着こなせばいいのか知らない方が多いのではないですか?

今日は、そんな悩める就活中の皆様のためにリクルートスーツの基本をお教えします。

リクルートとは

言うまでもなく、求人や就職活動を指します。


スーツは何色を選ぶべきなのか

それはブラックが一番適切です。それ以外は、控えめなダークグレーやダークネイビーが無難と言えます。

なぜ、ブラックなのかと言うとリクルートスーツというのは、礼服に当てはまります。

礼服とは、結婚式をはじめとした冠婚葬祭などで使われる服をを指します。

リクルートとは、学生が黒い無地の安価なスーツを着て就職活動を行う事が多く、それが正装着となり日本独特の文化となったもので、礼服の中では一番格式が低い礼服に当てはまるのです。

礼服についての細かい説明は改めて行いますのでお楽しみに。


どんなデザインが好ましいのか

柄は無地が基本です。シャドウストライプなどの控えめな柄ならあまり問題ありませんが、できるだけ無地にしましょう。

おしゃれに走ってあまり柄を使ったり、デザインの効いたスーツを選ぶと謙虚さを感じられず面接官に良い印象を持ってもらえなくなる可能性があります。

アパレル関係や、美容師など職業によってまちまちですが、受ける企業を入念にリサーチしておくのも大切です。

スーツのディテールはもちろんシングルの2つボタン、バックはシングルベントがスマートでしょう。

ダブルのスーツや、ダブルベントはクラシックな印象が強くフレッシュさがあまり感じられないのでこの場では避けましょう。


サイズ選びについて

スーツのサイズ選びに関しては、どんなシーンでも同じだと思いますが、ご自分の体に合った適正なサイズを選ぶことです。

オーダースーツが一番おすすめですが、安価に済ませるリクルートは既製品をお直しする方が多いです。

最近だど2~3万円ほどでパターンオーダーができるお店も多いので検討してみても良いかもしれません。

若い子に在りがちな、股上が浅い裾幅も詰まって肩も肩幅より中に入るようなピタピタなサイズは不格好なので絶対にやめましょう。

肩は袖の付け根からストンときれいに落ちる幅で、ジャケットの袖はシャツのカフスが1.5cm~2cmほど顔を出すのが適切です。

ウエストがブカッとするのではなく、ほどよくシェイプしボタンをしめて手のひらが懐にスッと入るくらいの余裕が必要です。

着丈は腕を下したときに、親指の第一関節に裾がくるくらいの位置でおしりの一番出ているヒップトップが隠れる長さを選びましょう。


パンツの裾上げは

礼服になるので、ハーフクッションでシングル仕上げにしましょう。


どんな靴を選ぶのか

こちらも、礼服でブラックスーツなので、ブラックのストレートチップシューズにしましょう。

ベルトも同じく、すっきりとしたシルバーバックルで幅3cmのブラックの革で合わせましょう。


どんな靴下が良いのか

こちらもブラックの無地。

長さはふくらはぎより上まである長さが鉄則。


ネクタイの選び方

無難なのは、ブルーやネイビーなどのレジメンタルです。清潔感やフレッシュさが感じられます。

もう一つは赤系のレジメンタル。青とは対照的に、情熱ややる気を印象付けます。

最後はイエロー。こちらは社交性や華やかさを与えます。

相手の企業や、ご自分のキャラを理解して使い分けると良いでしょう。

素材は、もちろんシルクで柄も派手なものは避けましょう。


ポケットチーフは挿すべきか


礼服のマナーとして入れます。

ホワイトのリネンのチーフをTVホールドという長方形でポケットにいれましょう。

シルクのチーフはドレッシーになるので、ビジネスやリクルートではリネンが謙虚で無難です。

チーフがあるか無いかで、スーツ全体の雰囲気が変わります。

細かいところほどこだわると印象が変わるので、必ずポケットチーフは入れましょう。


どんなシャツが良いのか

ブロード生地の白シャツで、標準体型であればレギュラーカラーとセミワイドカラーの襟。細身の方はレギュラーカラーで、がっちりした方やふくよかな方はセミワイドカラーがすっきり見えるのでおすすめです。

↑レギュラーカラー

↑セミワイドカラー

ちなみに180度開いたワイドスプレッドカラーはやりすぎですし、かといってロングポイントはクラシック過ぎます。マリンカラーやタブカラーなどもNGです。あくまでも謙虚なアイテム選びが必須です。


鞄はどんな物を持つべきか

シンプルなレザーやナイロンのブラックのブリーフバッグで、地面に置いた際に自立して立つものを選びましょう。


時計は何をつけたら良いのか

シルバーのステンレス製のもので文字盤は白でシンプルなデザインを選びましょう。



以上となります。

もし、ご自分ではなかなか選べないなどあればTOKYO STYLIST SERVICE公式ホームページより「メール相談」というサービスや「ショッピング同行」などもありますので気軽にご相談下さい。

それでは次回のブログでまた会いましょう!

みなさんの応援を有益な価値にできるよう、これからもたくさんの情報を発信していきます!