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子どものことや教育のこと、食のことなどは、突き詰めていくとほとんどが政治にたどり着きます

 NPO法人あそびそだちiLabo(運動あそび塾しらさん家)の参加者のみなさんへお配りしている「ササめがね通信」をこちらに掲載しています。
(5月号 No59.2022年4月22日発行より)

「学校へ行きたくない」子と政治との繋がり

 たとえば、お子さんが「学校へ行きたくない」と言っているとします。その理由を聞いてあげるだけで自ら解決できる場合もありますが、学校と話しをする必要がある場合もあります。そして、先生たちに子どもたちともっとたくさん関わってほしいと思ったとします。しかし、他の職種に比べて先生たちは忙しすぎるという現状があります。では、もっと先生たちにゆとりを持ってもらいたいと思うのであれば、それは日本の教育制度を変えなくてはいけません。そうなると、教育に関する法律とか、そういう話になります。法律案を国会に提出できるのは、国会議員です。ということは、そういう法案を提出するような議員さんがいなくてはいけません。その議員さんを選ぶことができるのは、そう、私たちです。

 1パック98円の卵と政治との繋がり

 たとえば、食品の価格が高騰していくことに不満があり、より安いお店を求めて買い物をするとします。そのようなお客さんが増えると、お店は価格競争に陥り、質よりも量が重視され、大量生産されたものが出回るようになります。農作物であれば、農薬や化学肥料、遺伝子組み換え作物などを使うと安く大量に作れます。卵であれば、ゲージの中に鶏を押し込め、餌をついばむことと卵を産むことだけを続けさせ、産まなくなったら殺処分をすれば、1パック98円の商品ができあがります。国際的に低い水準にある、日本のアニマルウェルフェア(動物福祉)を変えることも、法律にかかわる問題ですから、やはりそういう議員さんが必要です。
 でもこう思う人がいます。「値段が高くなったら困る」と。たとえば、平飼いで育てられた鶏の卵の価格は何倍もしますから、多くの人は手に取ることを躊躇してしまいます。加えて貧困も大きな社会問題となっています。さあどうしましょう?ここまで考え着いたのであれば、もうこの社会のおかしな仕組みに気が付き始めています。政治家さんたちはどう考えているのか、聞いてみたいと思いませんか? 

給食と政治との繋がり

 もうひとつ話題提供として、子どもには安心なものを食べさせたいと思ったとします。日本の法律は、農薬の使用や動物の飼育などに関して世界よりも後れています。家庭で作るものは自分で選ぶことができたとしても、給食はどうでしょう?たとえば日本ではまだ少ないオーガニック給食を取り入れるという方法があります。これは、自治体がその気になればできることです。市の条例を決めていくのは市議会議員ですから、私たちにとっては最も身近な議員さんたちです。
 
 さて、私たちの身近な問題は、実は政治と繋がっているというお話しでした。もちろん教育や食だけではありません。あらゆる繋がりに気が付くと、物を買う時に何を選ぶか、そして誰に投票をするか、ということをもっと真剣に考えられるようになると思います。政党だとか右だ左だとか、会派がどうだとかということより、もっと、ひとりひとりの考えに耳を傾けるべき時代だと思います。

 新潟県柏崎市でこれからある選挙の投開票予定日です

☆新潟のトップを決めるまであと1ヶ月
 「新潟県知事選挙」令和4年5月29日
☆選挙区の候補者の他、応援したい人や政党にも投票できる
 「参議院議員通常選挙」令和4年7月10日
☆新潟県の条例に関わる人たち 柏崎刈羽からは2名を選ぶ
 「新潟県議会議員選挙」令和5年4月
 ☆一番身近な議員さんたち 今から直接お話しも聞きやすい
 「柏崎市議会議員選挙」令和5年4月
☆柏崎市の政治に判断を下すとき
 「柏崎市長選挙」令和6年11月
 
 前国会議員さんのお話しを聴いて、気軽に質問もできる機会を作りました!
\堀越けいにんお話し会in柏崎市/
「生きたい社会の作り方」
~自己肯定感低めな僕が国会議員になったわけ~
5月22日(日)14:30~16:30@しらさん家
選挙演説ではございません!子ども、教育、環境、動物福祉などについてのとても分かりやすい内容です。小学校高学年以上のお子さんにも聞いてもらいたいです。政治のことは全然わからないという方、大歓迎です!ホームページにも掲載しましたのでぜひご覧ください。お申込みはお早めにどうぞ!





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