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物価の高さに唖然としたアルゼンチン

南米もペルー→ボリビア→アルゼンチン→ブラジルと現在まで周りました。ペルーの首都リマは日系人も多く、スーパーで白菜・ねぎ・中華麺なども買えて便利でしたが、マチュピチュへの通り道の町クスコ、そしてお隣の国ボリビアに入ると一転、スーパーは品数自体が激減し、売っている野菜が新鮮では無くなり、お肉も冷凍以外は牛肉しか売っておらず、海から遠いのでシーフードはもちろん手に入らず、市場や屋台で食べれば下痢をする(笑)という生活を2週間ちょっと続け、アルゼンチンのブエノスアイレスに着いた時は久しぶりの都会に心躍りました。

さーてと♪今夜は何を作ろうかなーとスキップしながらスーパーへ行って愕然。。。全ての物が最高に高かったのです。今まで、南米はブラジルが一番物価が高いと聞かされていたので、アルゼンチンはまだ大丈夫だろうと安心していたのですが、現在インフレの真っ只中らしく、なんとヨーグルト4つで約500円、小さいポテチが約300円、ワインは一番安くて1,000円、外食なんかしようものなら破産です。。。調べてみるとアルゼンチンの現在のインフレ率は約40%だそうです。安いのは牛肉でしたが、他の物に比べると安いというだけで、質を考えると決して安くありませんでした。

アルゼンチンでこの価格ならブラジル行ったらどうなってしまうんだろうと意気込んでブラジルへ入国!するとあれ?実際ブラジルへ来てみるとアルゼンチンより物価が安く拍子抜けしました。最初に入ったのは観光地で栄えているイグアスの滝のある町だった為、観光業で儲かってるから物価が安いのか・・・?と思い次はサンパウロへ。サンパウロには日系ブラジル人が沢山居て、日本食スーパーも沢山あり、日本のお野菜も、薄切りのお肉も、調味料も手に入らないものは無いんじゃないかと思うほどの品揃えで、しかもブラジルで生産している商品(お野菜、お豆腐、お味噌、お醤油などなど)沢山あり、お値段もお手軽価格でした!現在の日系ブラジル人は140万人と言われるだけあり、日本食スーパーも何十軒もあり、日系のパン屋さんや本屋さんなどもあり、快適に暮らせるだろうなーと思いました。

南米は安く旅が出来ると考えていた小鳥と大鳥は、南米に入り、特にアルゼンチンでは本当にびっくりしました。まさかヨーロッパや日本よりも南米の方が物価が高いとは想像もしていなかったからです!やっぱり日本やタイは本当に暮らしやすい所なんだなと実感しています。高いものを買っても美味しくなかったり、パッケージが壊れていて中身が湿気ていたり、牛乳が漏れていたりする日々を過ごしていると、普通の値段で美味しいものが買える有難さをしみじみと感じます(笑)やっぱり物価の安定している、野菜の腐っていない(笑)、美味しいものが買える国に住みたいものです。さて、次はチリです。どんな所か楽しみです!!

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