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ジャグリングの現在の話3

2023年4月22、23日(土、日)に野毛シャーレで開催される「ジャグリングの現在」
今回は出演者紹介シリーズ第三弾です。

チラシ表


チラシ裏

第一弾、大橋の話↓

第二弾、Juggler Labyの話↓

今回はサクノキを紹介します。
沢入国際サーカス学校出身のクラウン。
1987年8月4日生まれのAB型。
日常と人を愛する男。らしい。

本人に聞いたところ僕との出会いは10数年前の三茶de大道芸の楽屋らしい。
サクノキ曰く「目黒さんはそっけなかったから覚えてない」
うん…。全然覚えてません!
全然覚えてないけど、そっけなかったんだろうなあと妙に納得してしまいます。
サクノキのことで印象に残っているのは2013年(だったかな?)にサーカス学校出身の人たちで立ち上げたイル・スペオピーレという団体の旗上げ公演「EVOKE」で直前にサクノキが怪我をして本番に出られなくなってしまいました。
僕は本番観に行ったのですが、終わって客出しのために松葉杖をついてロビーにいたサクノキにハグをしたのは何かよく覚えています。
二回観に行ったので二回ハグしました。(別に仲良かったわけでもないんですが)

そんなこんなで大道芸フェスティバルでよく会ったりすることはあっても一緒に何かやることはあんまりないんですよね。自分も当時は今みたいに色んなジャンルの人とやるというよりボールが得意なジャグラーとやることのほうが多かったので、たまに現場が一緒になる、くらいの関係でした。

初めて一緒にやったのは多分7、8年前の某企業パーティーでサーカスをやることになった時でした。演出目黒でサクノキは出演者。確か演出の話が来た時に僕が指名した、はず。
当時のサクノキは今より色々サーカス的なテクニックを沢山やっていた気がするんですが、ある時から何かを決意したかのように「俺はクラウンなんだ!」みたいになったような気がするんです。
本人とそんな話はしたことないんでわからないんですけど…。

ハットとかキューブとか身体能力はもちろん高いんですけど、サクノキの魅力は何というかリアリティのある面白さじゃないかなと思うんですよね。計算して面白くしようとしてるんじゃないところというか。
いや、もちろんあれですよ経験と知識と技術で面白いんですけど、何か嘘っぽくないというか本当に失敗はするけど最後まで諦めない。一つの目的のために最後までやり通す姿はクラウンのあるべき姿というか本当に美しいなと思います。

僕は一緒にやる人たちは自分には持っていないところを持っていて、その姿に憧れを抱けるような人たちで、サクノキもその1人です。

最近彼のジャグリング的な技術をあまり見ていないですが、どうせだったらやってもらいたいじゃないですかサクノキの上手いハットとか。
こないだリハーサルした後気合いが入ったらしいので期待しちゃおう。
今回は進行役としてイーガルとの絡みもあったりサクノキのサクノキらしいところも、あまり見られないところもあると思います。
皆さんも期待してください。

公演の詳細はこちら↓
http://nagamekurasitsu.com/information/news/jugglingnogenzai2023/


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