片麻痺歩行はここを見ろ!踵接地がすごく大事。
T-Support で有名な中谷先生のブログです。分かりやすくまとめてくれているので助かります。
踵接地の大切さを説明します。ちなみに僕は必ずここをチェックしています。これがなかったら何とかして踵接地が生まれるように工夫してます。
何故かというとブログでもまとめてくれていますが、ロッカー機能を使用するには必ず踵接地が必要だからです。
たとえば、つま先接地では床半力は膝関節の前方を通るためバックニー歩行になります。つまり、足関節は底屈。これでは立脚中期に向けての背屈が生じないためロッカー機能は正常に働きません。
踵接地があり、床半力が膝関節の後方を通るからロッカー機能が生じるわけです。
要するに、ロッカー機能の要は踵接地なんです。これがあるから倒立振子が作用するわけです。
また、英論では歩行スピードに寄与していたのは前脛骨筋だったとしています。
スピードも踵接地後の背屈を生み出す重要なファクターになります。前脛骨が働かないためスピード低下→踵接地後の背屈が生じなくなりロッカー機能が生じない→さらにスピード低下、前脛骨筋を使わないという悪循環が生じていきます。
また、踵接地があることで大殿筋の収縮も促せるとの発表もあります。
これらを考えると踵接地が歩行にものすごい重要だとわかります。
必ずチェックをしていきたいところです。
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