見出し画像

仕事中の音楽は有効?

どんな“音環境”で仕事してる?

これ、自分自身の興味関心に近いんですが、
皆さんの職場にBGMって流れていますか?

飲食店や小売店で働く方なら、お客様用としてのBGMをいつも耳にしているかも知れませんね。逆にオフィス勤めの方なら、BGMが流れている会社の方が珍しいのかしら。

私は音楽好きで、常に自分の気分に合わせた音楽を流しておきたいタイプです。今の職場では完全に1人営業の時間が増えたので、好きなBGMかけ放題の夢のような環境です。

そんなある日、ふと思ったんです。
自分の好きな音楽は、はたして仕事に効果的な音楽なんだろうか、と。

集中できる音、できない音

私は昔から、周りに人の気配がないのが苦手でした。
誰かに見られていないと集中できないタチなんですね。
承認欲求がすごいです。笑
視覚的にもそうなんですが、聴覚的にも人の気配がある方が落ち着くんだと、割と最近になって気付きました。

だから、私が一番集中できない音環境は「無音」です。
もし似たような感覚がある方がいたら嬉しいのですが、無音が”うるさい”んです。耳鳴りと言えばわかりやすいのかも知れません。多分そんなに重度なものではないんですが、田舎の実家で夜を過ごすと、異様な静けさから「キーン」という高音がずっとどこかで聞こえている感覚なんです。

高校時代、勉強中はラジオを良く流しながら勉強していました。でも気がつくとリスナーからの面白い投稿に笑ってたりするので、あんまり集中できていなかったのかもしれません。好きなアーティスト(Mr.Children、BUMP OF CHICKEN大好きです!)の音楽を聴きながらする時もありましたが、昨日覚えたはずの単語が全く思い出せないといったこともありました。

はて、真の意味で作業に集中させてくれる音楽ってあるのでしょうか?
ここで、前回ご紹介したDaiGoさんの「自分で操る超集中力」に再度ご教授願いましょう!(DaiGoさん、いつもありがとうございます!)

集中力と音に関する実験

被験者と「図書館くらいの静かな場所」「カフェくらいのうるさい場所」「工事現場くらいのうるさい場所」の3グループに分け、それぞれにアイデア出しや企画立案など、創造性が求められる作業を実施。そのうち最も良い結果が出たのは、カフェくらいのうるさい場所でした。しかも、思索に適していると思われる静かな図書館と、不適だと思われるうるさい工事現場の結果はほぼ同じというデータも出ています。

ほほう。最近「リビングで勉強する子どもの方が成績が伸びる」なんて話も聞くので、この実験結果も納得ですね。しかし、図書館と工事現場がほぼ同じとは、これまた驚きです。

しかし、これはあくまでアウトプット作業の場合だということです。

ところが、何かをインプットする作業には静かな場所の方が適しているそうです。特に内向的な人はノイズの影響を受けやすいので、密閉型のイヤホンを使い、音をシャットアウトするといいでしょう。

ああ、確かに。仕事って基本アウトプットだけど、勉強はインプットとアウトプットを交互に行うものですもんね…。そこまで考えたことなかったです。面白いなぁ。

画像1


ここで本題に戻ります。仕事と音の関係性はわかったにせよ、音楽になるとどうなんでしょうか。ここからは他の文献をまだ当たれてないので私の感想になります。最近試している4パターンの音楽(音)で解説します。
※ちなみに、「良く聴く音楽はJ−POPです」の人向けになるかと思います。

①J–POP(日本語の歌詞)
これはやはりあまり集中できません。どうしても歌詞に耳がいったり、好きな歌だと軽い興奮状態になってしまうので。仕事中はかけないようにしていますが、何か動き出したい時、気分転換の際には効果的かもしれません。

②洋楽(英語の歌詞)
良い意味で聞き流せるので、仕事自体は捗ります。ただ、あまり激しい曲調だとやはり気が散ります。一口に洋楽と言ってもジャンルが広すぎますが、ノラジョーンズなどのスロージャズのような曲を薄ーくかける程度だと、個人的にはリラックスかつ集中できます。カフェ効果ですね。

③クラシック音楽(インストゥメンタル)
好みによりますが、歌詞がない時点で聞き流せますし、同じ空間にいる他の人にも迷惑になりにくいような気がします。派手な曲もあるので、どちらかというと穏やかな曲調だけを集めたインストゥメンタルをオススメします。今はApple Musicで月額を払えば、このようなプレイリストをいくらでも再生できます。私もかなりお世話になってます。

④自然音(アプリで流す)
インプットにもアウトプットにも最適なのはこれかも知れません!
気がつくと何か聞こえる程度ですし、音楽でもないので周りに人がいても迷惑がられない。しかも癒される!
私が使っているオススメアプリもあるので一緒にご紹介します。

川のせせらぎや鳥の声、波や焚き火、街の雑踏まで、いろんな効果音の再生が可能です。有料版もありますが、無料版でも十分なほど充実してます。


自分が集中できる環境を作ろう!

働き方改革やテレワークが推奨どころか必須項目になってきた現代において、いかに自分の作業効率を上げるかを考えるのは重要なことです。もちろん「既存作業の見直し」も大切だと思うのですが、「いかに自分が気持ちよく働ける環境を整えるか」も重要な気がします。

自分の気持ちが上がるような音環境、整えてみませんか?


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?