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アスヘノキボウを退任して、どこへいくのか

アスヘノキボウ退任の御礼

2022年3月31日付にて、特定非営利活動法人アスヘノキボウの代表を退任致しました。

代表理事交代のお知らせ

正直、昨日(3月31日)までは「退任する」という実感はありませんでしたが、今は「退任したんだなあ」とじわじわときています 笑。

今後も女川町の皆様とは、個人としてずっと関わらせて頂こうと思っています。

改めまして、アスヘノキボウ設立前の私個人や復興連絡協議会の戦略室で動いていた2011年〜2013年の期間、そしてアスヘノキボウの設立後の2013年〜2022年まで女川町内外の皆様にたくさんの温かいサポートを頂きました。

本当に本当にありがとうございました。

僕にとってこの11年は本当に濃厚で、人生で一番考えて、人生で一番働き、人生で一番感情の波が大きかった時間でした。「人生を3回くらい生きたんじゃないかな」と思うくらいです 笑

楽しかった11年でもあり、悩み苦しみ歯を食いしばり続けた11年でもありました。

女川で何をしてきたのか?

「アスヘノキボウや小松は何をやっているのかわからない。女川で何をしてきたの?」と思われている方が私の周りにも多いので、これまでのことを少し書きたいと思います。

2011年〜2013年 個人で動いていた時期

2011年〜2013年の個人時代は女川町復興連絡協議会の戦略室にて民間の皆さんが考える復興計画の作成、そして復興計画に書かれている内容を実現のために、ひたすら起業支援をしてきました。

また、女川町外の様々な企業や団体さん・個人と女川町をつなげて、地域に本当に必要な復興活動を起こしたり、女川のまちづくりの会議にもたくさん出席させて頂ききました。

2013年の頃の写真


2013年〜2022年 アスヘノキボウ設立後

2013〜2022年のアスヘノキボウでは「女川町内外の活動人口を増やす」ということを目指して以下のことを行なってきました。

・フューチャーセンターの開設(2015年〜)
 Webサイト
 

・女川町内外の組織を繋ぐハブ機能(2015年〜)
 具体例)

・地域課題の社会課題データ分析(2015年〜)
 https://drive.media/posts/29611
 具体例)
 ロート製薬様との取り組み(データ分析から立ち上げた事業)

・創業支援/再建支援(2013年〜)
 ※女川町内に限らず、他地域で起業する方も支援するプログラム
 →創業数(女川町内30社/女川町外10社)。女川町は開業率が県内で1位に。
 Webサイト
 http://onagawa-kikkake.jp/programs/serious-startups/

・お試し移住プログラム(2015年〜)
 ※移住の意思は問わず、地域に関わりたい方を対象にしたプログラム
 →年間150名(滞在期間は平均2週間)が滞在をしながら活動する規模に成長。
  人口6000人の女川にとっては非常に大きなインパクトでした。
 Webサイト
 https://onagawa-kikkake.jp/programs/migrate-trial/

・女川町内の皆様向けの研修プログラム(2014年〜)
 
→2014年にスタートし、累計100名の女川の方が参加。
 具体例)
 経済同友会様との取り組み
 https://www.doyukai.or.jp/publish/2015/pdf/2015_10_01.pdf

・大手企業向けの研修プログラム(2015年〜)
 →研修はもちろん、その後、女川にてプロジェクトが立ち上げる企業も。
 
 研修のパートナーであるNPO法人クロスフィールズ様
 (新サイトかっこいいです!)

 具体例)
 PwCコンサルティング様との取り組み

 日立システムズ様との取り組み   

・研修/視察のご対応(2015年〜)
 
具体例)
 グロービス学び放題
「ソーシャルアントレプレナーシップ~女川町から日本の未来を創る~」 

「宮城県女川町~復興に必要だったひとつの決断と地域が持つ可能性」
 ※女川のまちづくりとアスヘノキボウの事業を小松が解説しています

仙台経済同友会様との取り組み

・地域企業の経営人材を紹介する「VENTURE FOR JAPAN」(2019年〜)
 
webサイト

 「仙台 X-TECH イノベーションアワード 2022」最優秀受賞 

・女川の動画配信(2021年〜)
 
Webサイト ※お気に入り追加お願いします! 

まだまだあるのですが、書いていて息切れしてきました。。。汗
少しじゃないですね。。。
だから、いつも一杯一杯で生きていたんだと思います。。。

もちろん、これは僕一人で取り組んだのではなく、アスヘノキボウのメンバーや関係者の皆さまの力が結集して実現したことです。

これだけ並べても、もう何をやっているかわからない団体ですね・・・笑
でもこのバラバラな取り組みが全て、「活動人口」に繋がっているんです^^

そんなよくわからないアスヘノキボウに関してまとめて頂いている本や記事もあります。

アスヘノキボウ関連の本

復興を超えた社会エコシステムの創生

「ケースに学ぶ経営学」

などなど。。。

上記の多くを支えてくれた後藤が、次のアスヘノキボウの代表です。
(よくハードなお仕事に耐えました・・・)
ぜひ、後藤をよろしくお願い致します。

2022年3月31日 現アスヘノキボウメンバーたちと


で、小松は2022年4月以降、どうするの?

で、、、小松はどうするの?と思う方がいらっしゃると思います。

小松はアスヘノキボウ事業の一つであるVENTURE FOR JAPANを別法人化し、株式会社VENTIRE FOR JAPAN(以下VFJ)の代表として、事業を行なっていきます。現在は東北6県、茨城、浜松で事業を展開していますが、これからさらに事業を全国に広げていく予定です。

最近VFJ関連の記事が一気に2本出ましたので、よろしければぜひ!!僕の想いが乗った記事になっています。

「新卒→経営者の最短距離。わずか2年で「起業家を育成」する地域プログラムとは」

「“逆境の東北”で勃興する「ビジネスリーダー」の新たな生み出し方」

その他には、他地域の方よりお仕事のお話を頂いておりまして、そちらも少しお受けしようと思っています。地方の役に立つVFJを継続するためには、地域の最前線を知らなければいけないと思っておりますので。

それからそれから、7月までは残務があるため、アスヘノキボウに理事としてはおります。

ほら、小さくいます 笑

この辺りの今後のお話は、また別の機会に書かせて頂ければと思っております。

長々と読んでいただき、ありがとうございました。

アスヘノキボウは新体制になり、もっともっと進化していくでしょう。
VFJも負けじと、もっともっと進化していくでしょう。

どちらもめちゃくちゃ楽しみ!!!

今後とも、アスヘノキボウとVENTURE FOR JAPAN共々、どうぞよろしくお願い致します。



株式会社VENTURE FOR JAPAN 代表取締役
特定非営利活動法人アスヘノキボウ 理事
小松洋介 

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