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「引分の磁力」(「勝点1の磁力」)ーサッカーは勝点1から始まるゲーム

前回は、広島が中位に甘んじているのは、引き分けが多いからではなく、勝ちが少ないからである、と言うことを「宇宙人の順位表」を用いて、説明した。そこで、改めて気づいたのは、引き分け試合というのがかなりの頻度で起こっていると言うことである。下の表は、「人間の順位表」である。

人間の順位表

なんと、引き分け試合の割合はリーグ平均29%である。例えば、20チームのリーグでは、毎節10試合行われるが、その3試合が引き分けなのだ。私は、ギャンブルはしないが、「引き分け試合を3試合選んで下さい」と言われ、躊躇なく選べる人はいるであろうか。首位の町田でさえ、19%引き分けている。

次に、不可解なのは、その不規則性である。確かに、7位の広島までは上位のチームが引き分けが少ないと言えるが、それ以下は、かなり不規則に見える。FC東京は、広島と勝点差はー1であるが引分試合数は、約20%少ない。急にここで落ちる。

この2点、①「サッカーの試合は引き分けが多い」、②「引き分けの順位に対する不規則性」を分析する概念として、「引分の磁力」あるいは、「勝点1の磁力」というものを、今朝思いついたので、ここに仮説として発表させていただく。

今朝、思いついたので、この考察がどこに向かうか分からないが、おそらく今までより、ミクロな現象に注目したものになると思う。ぜひ、読んでもらえたらと思う。



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