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人はなぜ怒るのか

怒りは、自分の主張を通すための一つの手段である アドラー

こんにちは、今日はなぜ人は怒るのかについて書こうと思います。

人には怒りだけでなく様々な感情がありますね。

悲しみ、憎しみ、嫉妬、喜び、嬉しさ、楽しさ

喜怒哀楽なんて言われたりもします。

これらは人なら誰しも持っている感情です。

では、なぜ感情を人は感じるのでしょうか。

それは、何か外的要因があってそれに反応しているからです。

例えば、友達に告白されて嬉しさを感じた。

告白という外的要因が、精神面に影響して嬉しいという感情を

引き起こしたのです。

では怒りはどうか。

人が怒るときは、自分を馬鹿にされたり、友達を馬鹿にされたり

何か「許せない」「大切な人を傷つけられた」というふうな状況に

陥ったときに「怒り」の感情になります。

例えば、友達に親友を馬鹿にされたので怒って怒鳴った。

これは親友を馬鹿にされたので自分が「許せない」と感じたわけですね。

そこでなぜ「怒る」のか。

いや怒るのが当然だろうと考える人がいるかもしれませんがそうではありません。

親友を馬鹿にされた→許せないと感じた→謝らせたい、反省させたい と

いった風に段階があるのです。

そして、この状況での怒りというのは

謝らせる、反省させる、自分の大切な物を守る という目的をかなえるために

「怒り」という感情を使って「怒鳴る」という行動に出たのです。

怒りはそれそのものが行動ではなく、周知の通り感情です。

怒鳴るために起こした感情の一つなのです。

次は、サッカーの試合に負けて悔しくて泣いた。という

状況について考えようと思います。

まず事象として「サッカーに負けた」ということがあります。

負けたことで「悔しさ」という感情が起こります。

その「悔しさ」をなんとか解消しようと「泣く」という行動に出ます。

「悔しい」という感情をなんとかやり過ごそうとして本能的に泣くのです。

このように、感情はあらゆる事象を対処しようとする手段であって、

それ自体が行動なわけではありません。

さらに「怒り」というのは少し特殊で、

怒りという感情は最初の6秒がピークなのです。

つまり、怒りを感じてから深呼吸して6秒をやり過ごせばなんとか

冷静な対応に出ることが可能ということです。

これによって、人は怒りをコントロールすることができることが

科学的にわかっています。

ここからは精神と体の話です。

日本人は精神と身体が一緒にあるように考えている人が多いというのは

聞いたことがありますが、

自分が感じたことと、それを行うことは別ということです。

例えば、

深夜にラーメンを食べるのは体に良くないとわかっているが食べてしまう。

これは「ラーメンを食べたい」という感情がありますが、

実際にラーメンを作らなければ食べることができないわけです。

なので、食べることに罪悪感を感じている人がいるのなら

作らなければいいのです。

これが精神と身体を分けて考えるということです。

自分の身体が、自分の精神の元に行動しているので分かれていると

いうことです。

海外はこういった考え方が普通なようです。

次回は、高校生と大学生の違い。について書こうと思います。

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