宿泊療養６日目 【1月22日(土)】
午前7時
本日の健康観察の時間。
自分の体温、血中酸素飽和度を伝えながら
「明日で退所できるのかな…」
心臓が口から飛び出すくらいドキドキしながら、看護師さんの返事を固唾を飲んで待つ。
「本日中に新たな症状がなければ、明日の退所になります」
やった！！これで、この療養生活ともサヨナラだ！
「やっと、家に帰れる。家族に会える」
こんなに嬉しい事はない。
でも、どうやって帰ろうか…🤔
しかも、天気予報では明日は雨・・・☔️
流石に、傘までは用意していない😖
しかも、今、俺がいるのは小倉（北九州市）であり、福岡（市）ではない。
家までが、とてつもなく遠い・・・。
蜜を回避するため、新幹線のグリーン車に乗って、博多からはタクシーで帰るか…
それにして、金が掛かるなぁ…
あっ！ その時、1人の男の顔が脳裏に浮かぶ
こう言う時にとっておきの友（男）がいる。
腐れ縁の友だ。
LINEを送り、明日の9時過ぎに、小倉に来るように指示を出す。
よし、これで帰りの手段は確保された。
（実際に、友人は夜中の3時に小倉入りしたそうだ）
そう思うと、安心したのと同時に、
この経験を自分1人の心の内に留めておいていいのかな？って考えた…
そうだ！️
この経験を1人でも多くの人に、伝えよう。
️不幸にも、コロナに罹患してしまった人を励まそう！と。
これが、このnoteを始めたキッカケです。
でも、明日退所ってなると、ちょっとここの生活も名残り惜しいかな…
じっくり、自分を見つめ直す良い時間になったからね。
そして、夕方。
ドキドキの最後（になるハズ）の健康観察。
体温と、パルスオキシメーターの数値を話す。
「明日、退所ですね。詳しくは、事務局の方からまたご連絡しますね」
「やった〜！🙌 遂に、退所決定だ〜🙌」
犯罪者が刑務所を出所する時って、こんな気持ちなのかな？って思ってしまった。
ここで、一つの事が頭をよぎる・・・。
俺、退所に際して、PCR検査も、抗原検査もしてないけど…
もう、他人にうつさないのだろうか？
バイ菌扱いされないのだろうか？
何と、会社の人間や、明日来てくれる友人に「俺はもう安全」と伝えようか・・・
不安になって、看護師さんに電話でお尋ねした。
看護師さん曰く
「感染した日から、10日経っていて、（解熱後72時間以上経過し）症状も出ていないから、もうウイルスに感染させる力はないですよ〜」
「そもそも、よし！ケーンさんは、症状無いですしね」
何と！？
どう言うこと？
つまり
『37.5°以上、94%以下』を
一度も叩き出してない俺は『症状無し』扱いなんだって。
安心した😮💨
朝食
やはり、何かが足りない・・・
昼食
やはり、アイツが足りない・・・
夕食の前に、廊下に出てみる。そして、隣のお部屋の扉が開いていたので覗いてみると・・・
俺の部屋も、明日はこうなるんだ！
さ、部屋に帰って、うがいをするか。
夕食
これが最後の夕食か・・・
でも、アイツがいない・・・
食事を全ていただき、noteのアカウントを取得し、記事を書く。
そして、荷物の整理を少しだけする。
あ、お世話になった皆さんへ手紙でも書くか！
『感謝の気持ち』は大切だからね。
【検温 パルスオキシメーター】
7時半→36.4° 97％
13時→36.8° 97％
19時→36.5° 98％
※全て『予測式体温計』にて検温
【症状（上からひどい順）】
痰が少し出る←なかなか治らない
若干の味覚障害が残る（木曜の夜「ハナノア」してから調子悪い😭）
※食欲は全く衰えていないので安心
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