見出し画像

【ノンフィクション】要支援レベル2の親支援クエスト #2

お世話になっております。 食×IT 複合作家の内田です。今回は食でもITでもなく、50代を超えると、多くの人に足音が聞こえてくる、親の生活支援についてのお話です!

私を取り巻く環境や、ここまでの事情については、まずこちらを読んでいただければと思います。

母は団地に住んでいて、高齢だけど団地の人たちを助けてくれている、年配の人がいるそうで、以下よりこの人を「Aさん」とします。

Aさんは80歳、死別した奥さんが、うちの母にお世話になったという事で、普段買い物やらごみ捨てを助けてくれていたらしい。今はかなり元気だからまだいいけど、Aさんも高齢なので、ヘルプするのには限界がある。

そのAさんから、ある日このような提案があったらしい。

▼母から聞いたAさんの提案
そろそろ施設などを考えた方が良いのではないか?近所に17万くらいのあったのをみたぞ。俺は親戚もそこに紹介したから、ある程度はわかる。
ここなら、年金と貯金切り崩しで行けるんじゃないのか?

Aさんが立ち会うから、息子さんと今後の方針について、話し合ってみたらいい・・とアドバイスをもらったらしいんです「#1」でお話したように、今、母と兄はうまくコミュニケーションが取れない状態になっているので、消去法で私に電話が来ました。

電話で話を聞いたとき、これはもらい事故に巻き込まれたと、私は感じましたが、少なくともAさんは、買い物やらごみ捨てを手伝ってくれてた人だから、無下にする訳にはいかないよな・・とも思い。車で1時間半かけて、行く事にした。

実家に行って、私、母、Aさん。と話をする。今こんな現状だけど、今後どうするのか?息子の意見は?そこまでは議題をまとめてくれていた。

結局のところ言いたいのはこれ。

そろそろ施設などを考えた方が良いのではないか?近所に17万くらいのあったのをみたぞ。俺は親戚もそこに紹介したるから、ある程度はわかる。
ここなら、年金と貯金切り崩しで行けるんじゃないのか?

介護施設の情報が、現時点では何もない私に突然こんな事を言われても困るので、情報収集も含めて、逆に深堀りして聞いてみた。

私「まずその施設の名前は?」
Aさん「わからない、ネットみれば?」
私「施設を探すにあたり最初にやる事はわかりますか?」
Aさん「民生さんに聞いてみれば?」
私「民生さん?」

こんなやり取りをしばらく繰り返してわかったのは、Aさんはモヤっとした情報しか持っていない事。17万の施設はいいけど、名前がわからないと検索できないって・・と思いつつも、近所の建物の情報から、場所はなんとなく特定できた。

しかしここで状況が好転、Aさんの娘は、介護看護師をやってるので、電話して聞いてくれると言う。

結果、Aさんの娘さんからいろいろな事を聞けた!情報も信用できそうだ。

▼教えてくれた事
要介護3以上じゃないと公共の老人ホームは入れないよ。要支援2でもしも入りたいなら、有料老人ホームになるから基本高いと思う。ただし地域包括支援センターに相談はできるので、そっちで聞いてみる価値はあると思う。ちなみにヘルパーさんは、買い物や、家の掃除の支援もあったはずだよ。

最後に確認をしてみた。

私「老人ホームを紹介した人の介護レベルはいくつでしたか?」
Aさん「要介護5くらいだったかな」

私の心の中(うちの母より5段間も介護レベルが上じゃないか・・。なるほど・・この辺の情報が曖昧なまま、話が盛り上がっていたわけか🤔)

しかし、このやり取りで、何を調べれば良いかと、進むべき方針はわかった。とりあえず、現状を構造化してみたが、現状では、そんな大した問題ではないんじゃないかな・・なんて思ったり😣

・体の不安があるので施設を希望
 ➔ 曖昧ではない情報を収集
・朝のごみ捨てにいけない
 ➔ 施設以外の解決策はあるか?
・買い物
 ➔ ヘルパーさんやネットスーパー
 で良くない?
・細かい体調不良
 └ 在宅診療で良くない?

というわけで、次のアクションはこれ

・地域包括センターへ介護施設の情報を聞いてみる
・ケアマネへ朝のごみ捨ての解決策を相談

構造化して話を整理する、プロジェクトマネージャーのノウハウがこんなところで、役に立つとは思わなかった🤔

※これ参考までに!

相談した結果は、次の記事で書きたいと思います!

次回へつづく


こういうのって、あんまり実名でやってるブログに書かない方がいいのでは?という考え方もあるかもしれませんが、こういうのって、誰しもに起きる事だし、似たような事で困っている人が、何かのヒントになるかもしれないので、私は気にせず、ガンガン書いていきたいと思っています。

更新がなければ、いったんは状況が落ち着いていたと、思ってもらえれば!

いいなと思ったら応援しよう!

内田吉則 |食×ITの複合作家
ほとんどの記事を無料で公開しているので、めっちゃ投げ銭欲しいです!100円大歓迎!

この記事が参加している募集