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日本を一度も出たことがなく英語も話せない大学生が3週間1人でアメリカに体操留学に行った話(中編)

みなさんこんにちは!
このあいだの誕生日の時は多くの方から祝いのメッセージをいただいてめちゃめちゃハッピーだった中谷です。
さて今回は先週に投稿したnoteの続編になっているので、まだみてないという人はぜひ読んでみてください!
それでは本編へどうぞ!


初めての国際線

僕はアメリカに行くのに羽田空港の国際便をとりました。
航空券は韓国や、中国を経由して行った方が安くなることが多いのですが、今回は移動時間を短くしたいのと馴染みのあるJALに乗りたいという思いから直行便にしました。
空港で日本円をドルに変えたり、ショップを見て回ったり(羽田の国際線のターミナルのショップはめっちゃブランドの店が多かった)しながら時間を潰していました。
ワクワクしながら待ってたらついに搭乗時間になり乗り込むことに。
13時間くらいの初めてのロングフライトの始まりです!
そして自分の席を見つけた時に思ったことは

席ちっさ…

国際線なのでなんとなく少しゆとりのある席だと勝手に思いこんでいたのですが、普通の国内線と同じような席の大きさでした笑
優雅に移動したければお金をしっかり稼いでファーストクラスに乗れってことですね。
そんなことを思っているうちにあっという間に飛行機は離陸し、日本を飛び出してしまいました。


僕は国際線で楽しみにしていたことが一つあります。それは機内食です!
よく映画とかで「beef or chicken?」というのを見ていたのでドヤ顔で
beef pleaseっていってみようと思っていました。というかほんの小さい夢の一つでした!
そして機内食の時間になって美人のCAの方が僕の方にきました!
僕の心境としては「ついにこの時がきたな。あ、でもbeefよりchickenの方がやっぱりいいかも、あーでもやっぱり予定どうりbeefで行こう」とか思っていたらCAの方がついに聞いてきました!

CAさん「牛バラ肉のトマト煮込みカレーかとり肉の何たらかんたらカレーかどちらにしますか?」

中谷「あ、じゃあ牛バラ肉の方でお願いしゃす…」

この飛行機JALだったー笑
しかもCAの方もちゃんと日本人の方だったし笑
確かに日本語で言ってくれる方が嬉しいので結果オーライということで。
しかもJALではビールやワインなどたくさんのアルコール類やジュースもその時に選べて、食後にはハーゲンダッツまで出てきました!(いつもスーパーカップしか食べてない人)
ちなみにこれがその時の機内食の写真です。

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長いフライトも映画見たり(結構新しい映画とかがたくさん見れる)スクワットしたり、自分の体操の動画見たり、寝たりしていたらあっという間にサンフランシスコ空港に着きました。

サンフランシスコ空港

飛行機を降りるとそこはもう日本ではありませんでした!(当たり前笑)
周りはみんな外国人で異国の地に1人で投げ出されたような感覚でした笑
まず手荷物が無事に届くか不安でしたが、しっかりと届いていて安心しました。
そして最大の難関「入国審査」がやってきました。
あらかじめ聞かれることを予習していた僕でしたが緊張しました。


ちなみに大体聞かれることはこんなことです。
・what's the purpose of your visit? この国に訪問する目的はなんですか?
・how long are you going to stay? どのくらいここに滞在しますか?
・where are you staying? どこに泊まりますか?
その他にも訪問回数や職業、帰りのチケット持っているか?キャッシュはどのくらい持っているか?食べ物とかバックに入っているか?など僕は聞かれました。

結論から言って予習していた意味はほぼありませんでした笑
変にテンパるし、あっちの発音良すぎてチョコレートとフィンガーも3回くらい聞き返したくらいです。付け焼き刃の英語は本当にモンハンのユクモ装備並みに(2and Gの一番初めの装備)使い物にならなかったです笑
I am athlete!3weeks!I have cash!
必死に身振り手振りで伝えてなんとかアメリカに入国することが許されました。

初めてのAirbnb

入国審査を終えると空港に迎えにきてくださった植松さんの車でそのまま僕の宿泊先の家まで連れてってもらいました。
その行く途中の道路がめちゃ広いし、何よりみんな車線変更しまくりでめちゃ追い越しが多いです!(都会の運転も怖いのにアメリカで運転なんてしたくない!笑)
など軽い文化の違いを体験しながら植松さんと話していたら、目的地に着きました。

一応Airbnb上で着く時間などをあらかじめやりとりしていて、僕が日本人ということも向こうにはしっかりと伝えていました。
僕の考えではこの拙い英語力とグーグル翻訳で説明とかコミニュケーションとかやればなんとかなるでしょって気持ちでいました。

しかし、いざ実際行ってみると、Hello! Are you Yoshiki? lajfeohw&%"$#&"%#$sj
と最初のハローの後は何も聞こえませんでした。

何言ってたんだ!??_:(´ཀ`」 ∠):

プリーズ ワンモア...的なことを言ったんですが、なんだか相手の様子が変。
即座にグーグル翻訳を使おうとしているところで、植松さんが助けてくれて、英語でやりとりをしてくれた。
何やらAirbnbを使うのにもルールがあったり(当たり前)家の説明があったりした。また僕のアメリカに来た目的やこっちにいる間何をするのかまで話してくれていた。
後々聞いたら向こうのホストの人は僕が英語をしっかり話せる日本人だと思って受け入れてくれてたみたい。それなのに来たやつは中学英語もスラスラ話せないマジの日本人が来て戸惑っていたらしい笑
いやほんとに植松さんがいなかったら俺1日目で異国の地で終わってた。

でもそこから3週間朝起きたらGood morning!から始まって、今日何するの?とか昨日はどうだった?とか行きたい場所とか好きなこととかいろんなことを話すようになった。するとだんだん耳も慣れてきて簡単なことなら聞こえるようになってきたのだ!
もちろんわからないこともあるので、その時はグーグル翻訳を使ってお互い助け合って3週間過ごしました。

初練習そして...

さてその日はそのまま植松さんの家に呼んでいただいてご飯を一緒に食べたりしながらこの3週間の練習のスケジュールややりたいことなどを伝えたりして過ごしていました。

練習場所はカルフォルニア大学バークレー校(通称CAL)と植松さんが指導に行っている体操クラブの2カ所で曜日を分けながら練習することになっていました。


CALは世界でトップクラス(聞いた話によると一番)で頭がいい国公立大学なのです。少し関係ないですがなんとソフトバンクの孫正義さんもCALの卒業生なのです。そこの学生と練習できるとワクワクしていました!またここの正門はモンスターズウィンクのモチーフになった門でもあります!


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初練習の日植松さんCALに向かいました。その時は向こうの学生は軽練習の日だったため軽い顔合わせ、自己紹介、ストレッチとトランポリンも行いました。

体育館に入るとみんな僕に興味津々!14人くらいいたのだけれど1人1人僕に近づいてきて、

I,m 〇〇.NIce to meet you.と言われるのだが...全然覚えれん。

かろうじて3人くらい覚えた。そのうちの1人がカイトというCALの体操部のキャプテン。もう1人がジョンというカイトと仲がいい副キャプテン。最後の1人が両親が日本人でアメリカで生まれ育ち、日本語と英語がペラペラなノアという子。
後の子は後々覚えていこうと思っていた。

そして練習終わりにみんなで肩を組んで「Go BEARS!」(べアーズというのはチーム名)と言って練習が終わった。
その後向こうの監督に大学を見学さしてもらい(施設がすごい!さすが最先端なだけあって半端なかった。10億か100億かかったと言っていた)
植松さんと次の練習場所に向かった。

その移動中に向こうの監督から植松さんに電話があり、何か話していた。
英語でも向こうが歯切れが悪く、何か言いずらそうにしているのも伝わって、何度もsorryと言っていた。電話が終わると植松さんが話の内容を教えてくれた。

明日からのCALでの練習無くなったわ

えっ...。ドユコト?ってなりました笑

簡単に説明すると半年ほど前から植松さんがそのコーチにアポイントを取ってオッケーをもらっていたのに、そのコーチは大学側に何も確認しておらず、いざ僕が来てから一応確認したらダメだったという話だった。

本当にクレイジーすぎる。植松さんが練習場所をもう一つ用意してくれていなかったら来て2日目から3週間のただの旅行になるとこだった。

こんなことが起こるのが外国なんだな。

まとめ

ここまで読んでくださってありがとうございました!!

初めての外国なのになんとかなるや精神でいきましたが、本当に色々と無茶してるなって改めて思います笑

このアメリカ編を書くときは前編、後編の二部作で行こうと思っていたのですが、色んなことが起きすぎて収まり切らないと思ったので、また続編を出します!笑

これでも結構な出来事を削っているのですが笑

次のnoteではアメリカでおきたハプニングの連続、そしてさまざまなイベント、体操のことなどを書いていくので楽しみにしててくださいね!


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