統合失調症の陰性症状が出ている時期の過ごし方を考えてみる～見れるエンタメ全滅？

こんにちは　　よっしーです。
こちらのnoteは主に、頭の中でもやもやしている悩みなどを言語化して行動目標につながるようにと思って使っています。
タイトルで共感する部分があれば、読んでみてもらえるとうれしいです。
何か参考になれば幸いです。

統合失調症は、まず前兆期から急性期を経て、消耗期、回復期という経過をたどると言われます。

急性期に、よく言われる「幻覚・幻聴・妄想」が現れますが、本人は病気の自覚がありません。
僕も、被害妄想でつらくて、治療というより、誰か相談相手を探して、カウンセラーとかより安く済むであろう精神科を受診したのでした。
本当に被害妄想で辛いときに、3回くらい、LINEで24時間カウンセラーと悩み相談できるサービスを利用してみたのですが、このとき長時間してしまったので1回で2万円くらいかかってしまうときもありました。
ここでも、僕はある組織から攻撃されていて、もしかしたらヒットマンを送られる可能性もないこともないので怖い、という感じの事を相談していました。

今振り返ってみると、様々な不安や恐怖に耐えて、本当に心を酷使していたように思います。

精神科で薬を飲み始めたためか、このような被害妄想でつらくなることはなくなっていきました。
この急性期を過ぎると、消耗期といって、心身のエネルギーを使い果たしたような状態になります。
主に意欲の減退、喜怒哀楽が乏しくなる、根気や集中力がない、疲れやすい、過眠（夜ぐっすり寝ても朝も昼もまだ眠い）、対人関係の回避、思考能力の低下などが出てくるということで、1日ごろごろして過ごしたりするようになります。
これはなんだかうつ病に似ていますね。

急性期が長いほど消耗期も長くなる傾向があるようです。

僕の場合、記憶が正しければ、急性期は2.5年ほどだと思われるので、消耗期もこのくらいあると覚悟したほうがいいかもしれません…
その場合、来年の秋くらいまで続く計算になります…

さて、そんな消耗期のように陰性症状が出ている時期、どう過ごせばいいか考えてみたのですが、まず、薬物療法は続けるということです。
僕の場合、現在オランザピンを主に服用していますが、これは陽性症状だけでなく陰性症状にも効果がある薬のようで安心しました。

今は人生の夏休みだと思ってしばらくぼーっと過ごそうと思いましたが、そう単純ではなさそうです。

１．気の赴くままにぼーっとして過ごす
社会や競争からどんどん置いていかれてそうで不安になる
　⇒　×

２．アニメでも見まくる
①ゆるい日常系アニメ
　自分にはこんなゆるい日常はおそらく二度と訪れないのではないかと不安になる
　⇒　×

②ラブコメ
　自分は恋愛のための努力や気力は二度とわいてこなさそうで不安になる
　⇒　×

③厳しい試練に立ち向かう系
　面白くて見てしまうけど、たびたび出てくる主人公たちの意識高いセリフを聞くと、自分は二度とこんなふうにはなれないと不安になる
　⇒　×

④その他
　アニメ化したということは、きっとこれの作者はものすごい努力をずっと前からしていてそれが花開いたもの、自分がそのようになれることは二度とないであろうと不安になる
　⇒　×

ということで、どのアニメも基本見る気になれないか、見れたとしても、まるでスマブラのピチューのように自傷ダメージを負いながらしか見れない…まさに、見れるエンタメ全滅なのではないかと思いました。

３．自分のやりたいことをやる
以前までは楽しくやっていたのに、全然楽しくなくて、する気になれない。
自分のやりたいことなんてあったのだろうかと絶望感が増す。
⇒　×

以上の事から考えると、とりあえず薬物治療を続けることと家事以外は、無心になってひたすら、睡眠や朝散歩、運動を続けていくしかないのかなと思いました。
ところが、過眠で僕も15～18時間睡眠くらいになっていて睡眠習慣すら乱れまくってしまっていますが…