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グッバイ、親知らず

昨日、親知らずをまとめて3本抜歯しました。
歯は抜きたくなかったし治療して延命しましたが、結果抜いてよかったです。というかもっと早く抜くべきだった!

単刀直入に言います。入院しての抜歯、おすすめです。

歯医者での抜歯も経験しましたが、僕は入院の方がメリット大きいなと思ったので書き残します。

親知らずに悩んでいる人のお役に立てば幸いです。

入院のメリット

通院する回数が圧倒的に少ない

これは最大のメリットだと思います。そして僕が入院を選んだ最大の目的でもあります。

画像は病院からもらった資料です。画像を見てもらえればわかりますが、入院と通院ではトータルの治療期間が全然違います。我々サラリーマンからしたら、わざわざ歯医者のために時間有給を消費したり土曜日の午前中を使って通うのは正直しんどい。

僕自身、歯医者は土曜日に通っていましたが、できればゆっくり起きて子供と一緒に過ごしたいです。

何本抜いても痛みを感じるのは数日だけ

親知らずを歯医者で抜く場合、1本づつ抜くか同時でも2本までです。そのため4本生えている人は最低でも2回、多くて4回抜歯を経験することになりますよね。

生え方がおかしかったり虫歯でない限り、よほど同時に何本も抜く話にはならないと思うので、親知らずの場合は「虫歯になったら抜く」を繰り返して大抵の場合は3回くらい経験される方が多いのではないでしょうか。ただの予想ですが。

しかし僕のような、虫歯になっても1本ずつ抜くのは嫌だ!と駄々をこねていると、いつの間にか3本とも虫歯になっている人も多いはず。

その場合は入院して一気に3本抜いてしまえば1回で済みます。たしか2本以上同時に抜く場合は入院できたはずです。

僕の場合は、抜いた日を含めて2泊3日の入院でした。記事を書いているのは抜歯した次の日です。ちょうど24時間経ったくらい。

今朝方まで多少痛みはありましたが、今は普通にお菓子食べてます。ご飯も普通食に変えてもらいました。
通常2日程度は痛みがあるようなので、それと比べれば僕は痛みが引くのが早い方だったかもしれません。

3本一気に抜いて思うのは、同時に抜いたからと言って痛みが3倍になるわけでもないし回復が3倍時間を要するわけでもないということです。
一気に抜いても1錠の痛み止めで全部沈静するし、回復も同時にしてくるのでなんとも効率的。

出血や痛みにも迅速に対応してもらえる

これは入院だから享受できるメリットです。24時間体制で看護師さんがいる病棟で過ごし、痛みがひどければすぐに対処してもらえます。

また、術後の点滴には止血作用のある薬剤を投与してもらえるため、出血がひどくて貧血になるなどのリスクも少ないです。

僕は過去に1本だけ歯医者で抜いたのですが、抜歯当日も翌日も血が止まらなくて洗面台にずーっと張り付いて血のヨダレを垂れ流していました…

今回の入院で判明したのですが、僕の体はAPTTという血を固めるために必要な時間が平均より長く、血が止まりにくい体質のようです。
このような体質とわかっている方は、入院の方がリスクが少ないと思います。

もう一つ僕に限ったことでいうと、下の親知らずが横から生えていました。
先生の指示でCTスキャンをしてみると、唇や顎の神経が親知らずの根のすごく近くを通って要ることがわかりました。横から生えている場合、あるそうです。

万が一傷ついたり切れてしまうと、右の口周辺に痺れや感覚麻痺が残る可能性があるということでした。幸い何事もなく手術は成功しましたが、CTのような設備があったので事前に教えてもらえたリスクでした。

保険に入っていれば費用はかからない

これは事前にチェックするべきですが、自分が入っている保険が歯の入院や手術でも費用が支払われる場合は、自己負担なくすみます。

僕自身は手術より随分前に、ちゃんと費用が出る保険に加入しておいたので出るはずです。

通院での抜歯は入院ほど費用がかからないイメージかもしれませんが、保険を使えば入院の方がじつはお得だったりします。

まとまった時間ができる

これは僕自身の環境からくるメリットですので、当てはまる方ばかりではないと思いますが、僕は結婚していて妻も子供もいます。

そして家事育児も分担して支えあっているので、あんまり完全な1人の時間はありません。そのため、強制的にでもこういった入院という機会があると、自分のことだけに時間が使えるというメリットもあります。

もちろん、僕が入院しているあいだ家で家事や子育てをしてくれている妻の協力があってこそ成り立つので、親知らずの経過観察が終わったら美味しいご飯でも連れて行こうと思います。

入院のデメリット

3日間必要

メリットの部分で説明しましたが、通院の回数は入院の方が圧倒的に少ないです。
入院するからには、丸々スケジュールを開けなければならない日数が発生してしまいます。

これが最大のデメリットかと。時間が取れる人ならいいですが、仕事も家庭も自分がいなければ回らないようなワンオペ体制に置かれている方はこれが一番難しいですよね…

僕の場合は3日目の午前中には退院なので2.5日でした。

両側抜くと噛めるところが真ん中だけ

僕もまさにそうでしたが、左右どちらからも親知らずを抜くと、当然両方とも腫れます。そのため痛みがあるうちは奥歯で噛めませんから、真ん中の歯だけを使って食事をすることになります。

これがなかなか食べずらくて、痛みが続く人は固形物を食べ始めるまでに時間がかかるでしょうから普段の生活も食事に気を使います。

ただ痛みは個人差ですし、僕は24時間後には固形物を食べていましたので人によります。

保険がないと実費

メリットで保険適用の話をしましたが、もし保険に入っていなかったら実費になってしまいます。

僕は明日退院なので、まだいくらかかるかわかりませんが、Google検索によると2泊3日で5〜7万円だそうです。なかなか痛手ですね…

親知らずを抜く前には必ず保険に入りましょう!

まとめ

結論、親知らずを抜くなら一気に入院で!が僕の答えです。

歯の痛みには散々悩まされてきましたが、これで1つ解決すると思うとよかったです。

痛みに弱い人、時間を無駄に使いたくない人はぜひ参考にしてください。

最後に、今回の実体験を記録した記事を書いたのでリンクを貼っておきます。
気になる方は読んでみてください。

最後まで読んでくださりありがとうございました!

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