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連休明けにやる気スイッチを入れる方法

 ずっと楽しみにしていた大型連休が今日で終わりです。夕方のニュースでは、駅で帰省客にインタビューをしている映像が流れていました。「行きたくないですね。」というサラリーマン風の男性。「学校休みたい!」と答える小学生。老若男女、楽しみが終わり、日常の生活に戻るのはつらいことです・・・。
 この文章は、教員に限らず、明日のことを考えると憂鬱な気持ちになる全ての人へ送ります。一つの考え方としてお読みください。
 

今日の要点

・劇的にやる気を出させるスイッチはないそれでよい。
・いやな気持を抱えながら「少しだけでも取り掛かる」ことで、少しずつやる気が出てくる
・つらい人は「とりあえず出勤だけ」と言い聞かせて出勤する

 


劇的にやる気を出させるスイッチはない

 
ネットで調べてみると、やる気スイッチを入れるには、準備を整える、支度をしている姿を具体的にイメージする、場所を変えて取り組むなどいろいろな方法があるようです。しかし、あくまで個人の経験ですが、それらによって劇的にやる気が出てきたことはありません。
 

いやな気持を抱えながら「少しだけでも取り掛かる」ことで、少しずつやる気が出てくる


 一方で試験勉強のときに「1ページだけやったらすぐやめる!!」みたいな感じで取り掛かったところ、「もう1ページやってみようかな!?」などと気持ちが乗ってきた経験はありませんか??少し読書をしようと思って気付いたら1時間経っていたみたいなこともあるでしょう。私は趣味でランニングをするのですが、「今日は5キロでやめよう」と思っていたところ、気付けば7、8キロ走っていたということがよくあります。
 
 
 つまり、やる気スイッチを入れるには「少しだけでも取り掛かる」ということが大切なのです。言い換えれば、何も無理をして、やる気スイッチを入れなければならないと考える必要はないということです。憂鬱な、そして超ネガティブな気持ちを背負ったままでいいので、少しだけ取り掛かれば、後は大丈夫ですよということを伝えたいです。

 これを仕事に置き換えると、とりあえず出勤することが大事だと考えます。朝起きて、布団から出られない人は、「とりあえず着替えて管理職に午後年休をもらいに出勤だけしよう!」と自分に言い聞かせましょう。
 出勤したら、そこから気分が上向いてくるかもしれません。一向にやる気スイッチが入らないときは本当に帰りましょう。 

つらい人は「とりあえず出勤だけ」と言い聞かせて出勤する

 
 憂鬱だから休むということについては私は反対の立場です。明日気持ちが回復する保証はどこにもないからです。「行くけどすぐ帰ってやる!」がよいでしょう。いやでも「少しだけでも取り掛かる」を大事にしましょう。(もちろん仕事を辞めないと自分がつぶれてしまうときなどは、どんどん休みましょう。今回はあくまでも連休後の日常生活への復帰についてです。)
 


いかがでしたか?
 ネガティブな気持ちを抱えている自分を認め、ネガティブな気持ちを抱えながらも頑張ろうとしている自分のことをたくさん褒めてあげましょう。
全員えらい!全員がんばってます!
それでは、今回も私の大好きな寅さんのせりふでさようならです。
 
「夢なんて見てないでぐっすり眠りましょう!」
 
 

今日のまとめ


・劇的にやる気を出させるスイッチはない。それでよい。
・いやな気持を抱えながら「少しだけでも取り掛かる」ことで、少しずつやる気が出てくる
・つらい人は「とりあえず出勤だけ」と言い聞かせて出勤する

 

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