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#29【価値観】仕事を言葉で定義する

MCの仕事って何?



そう聞かれたら、僕はこう答えるでしょう。



『空間をプロデュース』する仕事だと。




カッコつけて、キマリのいい言葉で表現をしようとしているわけではないんですよ!笑
自分の仕事を定義できるように、常に頭を働かせておくことは仕事の価値観を培うことにも繋がるので非常に重要なことだと信じておりますのでね。笑
(そう言い聞かせています、笑)


MCはMaster of Ceremoniesの略称でMCと呼ばれています。
日本語に直せば、司会者、進行役。



司会者の役割は「"滞りなく"進行する」という任務があります。



この「滞りなく」の部分には非常に重要な考え方が隠れているように考えています。




「滞りなく」進めるためには『違和感のない空気』をつくることが大切だぜ。という言葉が隠されているからです。




反対に
『違和感のある空気』をつくると、必ず「滞る」。

滞るを漢字で表現するとニュアンスが伝わりづらいのでラフに書くと「えっ?今の変な感じだったけど?大丈夫???」みたいに感じる空気。
ちょっとバタついとんじゃけど…。(広島弁)
これはアリなの?的な。。



そもそも、違和感があるかどうかの空気を察知する能力があるかは一旦置いておいて。

できることならば『違和感のない空気』をつくることに尽力したいと考えて仕事に従事しています。



悲しいかな、逆説的で『違和感のない空気』をつくろうと思えば思うほど『違和感が浮き彫り』になるんですよね。笑



「あ〜、この人、違和感なくしようとしてるコトに違和感を感じるわ〜っ。」って感じになっちまうわけです。笑



かと言って、違和感のある状態が悪いわけではなく、違和感があるということは『進化中なのだ!(努力している途中)』とも捉えることができます。



芸事の世界でもあるように『守・破・離』のように、型を守り(覚え)、習得すれば型を破り、最終的には離れ独自のスタイルに発展させる。真っ只中であると言えます。


ただ、


『違和感のない空気』は一人でつくれるものではなく、その場にいる多くの人たちで形成されるものです。



周囲の人の調和があってこそ『違和感のない空気』が完成へと近づきます。



では、ここで。



さらに考えを深くして考えます。



違和感のない空気とは何か?



その場にいる人たちが『心から楽しいと感じることができる』尚且つ『居心地が悪くない場所』とでも言い直すことができるでしょうか。



視点を自分に変えて言えば



『わたしはココに居ていいんだ』と思える空気感。



司会者の視点で言えば『"あなた"はココにいていいんだよ。心ゆくまで楽しんでいってね〜、楽しみ方はあなた次第でっせ〜』という空気感。



言葉にはしないけれども、心で感じられる雰囲気をつくること。
これがMCの醍醐味だと考えています。
(これをどのようにメイクしていくか。楽しくもあり、頭を抱える最大の部分なのですが…笑)



勿論、イベント現場など当日に至るまでには、多大なる人が関わっており、様々な感情・想い・思考が渦巻いている中で、当日を迎えます。




言わば



仕事の層が重なりバトンが回ってきている状態ですので、職務を全うさせることに全力を注ぎます。



柔らかいミルフィーユのような現場もあれば、セメントが固まり空気も入る隙もないガチガチの現場など様々ですが、様々な想いを背負い『空間をメイク(プロデュース)する』意識を持っているか、持っていないかによって、仕事の質も変わってくることと思います。



今現在の考えではMCの仕事とは『空間をプロデュース』すること。と定義しています。


きっとどこかで、考えが変われば自分の中の定義も変わることと思いますし、色んな人の考え方と概念があるだろうから、知ってみたいな〜。
どこかで喋りの世界で活躍されている方とご飯でも行く機会があれば、仕事観を聞いてみよう!
(ほんで、考えの違いをブログに書こう!笑)



そう考えて、今回の記事は終了したいと思います。



皆さんの職業で仕事を定義していることはありますか?

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