募集要項には何を書けばいいですか?【テンプレート付き】
こんにちは、アリカタのよっしーです。"サイト改善侍"とも呼んでいただいてます。
「募集要項には何を書けばいいですか?」
この記事は、そんな疑問をもつ、小さな会社の採用担当の方にとって「はじめの一歩」になれば、と書きました。採用・求人の「募集要項」に何を書けばいいのか、具体例を交えながら解説します。
項目をまとめたテンプレートも用意しましたので、ぜひ活用してください。※Word形式です。ダウンロードして、GoogleドキュメントやWordなどでお使いください。
募集要項に記入する項目と作成のポイント
募集要項ページには、次の7つの項目を盛り込むことが大切です。
募集背景
働くメリット
普段の具体的な仕事内容
求める人材像(向いている人・不向きかもしれない人)
募集要項詳細
会社紹介
未経験で応募を考えている人へ
会社で働く人たちの特徴
研修制度
先輩社員からのメッセージ
ここでは主要7項目について、なぜ書く必要があるのか。理由も含めて詳しく解説します。
募集背景:
求職者に、なぜその仕事が募集されているのかを伝えることで、求職者が自分の関心や適性をふまえた上で応募を検討しやすくなります。募集背景の明示することで、企業の透明性を示すことにもつながります。働くメリット:
「なぜこの会社で働くのか?」といった働く意義や働くメリットを示すことで、求職者に企業への関心を寄せてもらい、応募意欲を高める効果がうまれやすいです。普段の具体的な仕事内容:
具体的な業務内容を明示することで、求職者が自分自身のスキルや実務経験とマッチしていそうか、適性を確かめることができます。求める人材像(向いている人・不向きかもしれない人):
向いている人・不向きかもしれない人を明示することで、ミスマッチを減らす狙いがあります。募集要項詳細:
具体的な応募条件や待遇面、勤務地、勤務時間などをくわしく掲載することで、求職者が応募前に内容を確認しやすくなります。応募方法:
具体的な応募方法を示すことで、求職者がスムーズに応募手続きを行えるようになります。応募フォームのURL、必要な書類のリストなどを具体的に記載しましょう。選考プロセス:
選考の進行や方法の説明は、求職者に対して透明性を提供し、選考プロセスの理解を促します。また、予定や日程を明示することにより、求職者は進捗状況を把握でき、必要な準備やスケジュール調整もしやすくなります。
会社紹介:
企業の沿革やミッション・ビジョン、業界や地域での実績、文化・社風などの理解を促す機会を提供します。
これにより、求職者は自分の価値観やキャリア上の目標と、企業とのマッチングを考える機会につながります。会社の取り組みについても簡潔にまとめると良いでしょう。未経験で応募を考えている人へ:
未経験者の応募を受け付ける場合には、未経験者が応募をためらいそうな要素を先回りします。研修制度やキャリアパスの具体的な案内、成長の機会やサポート体制を示すことで、意欲を喚起して、応募へのハードルを下げる効果があります。
募集要項の具体例
以下に、各要素の具体的な記載例を示します。あくまでも一例のため、具体的な記載内容は自社に合った内容を考えて、作成することをおすすめします。
募集背景
働くメリット
普段の仕事内容
求める人材像
募集要項詳細
会社紹介
未経験で応募を考えている人へ
まとめ
今回は「募集要項に何を書けばいいか?」といった疑問にする回答として、記入項目、記入する理由、具体例をご紹介しました。これらを参考に募集要項を作成してみてください。
募集要項ページは、求職者が企業に興味を持ち、応募を検討する上で重要な情報を提供する役割を果たします。
もちろん、「募集要項」だけで全てを伝えきることはできません。その他にも、採用サイトや選考を通じて、求職者が必要とするコンテンツを用意し、伝わるように届ける、丁寧なコミュニケーションが重要です。
応募の絶えない知名度の高い企業でもない限り、求職者にどれだけ寄り添った採用活動ができるかが重要です。「こちらが選ぶ」といったスタンスの採用活動では上手くいかないように思います。
求職者にとって必要な情報を届ける一方で、企業の求める人材から応募をいただけるように、具体的な募集要項を作成しましょう。
「募集要項」の書き方について一定のパターンがあるものの、「答え」があるわけではないので、また適宜書き足したいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございます!
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