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進撃の巨人が人気の理由を、外コンが考えてみた

今をときめく漫画といえば、鬼滅の刃でしょう。

そして、その少し前に爆発的に流行った漫画といえば

進撃の巨人

ではないでしょうか。

ただ、数年前の私はダイヤのAとあひるの空以外の漫画に全く興味がなく、進撃の巨人も読んだことがありませんでした。

しかし、家にいる時間が長くなり、なんとなくYouTubeを見る時間が増えたこの頃。

私は関連動画に出てきた動画をなんとなく視聴しました。

「なんだこのカッコ良すぎる動画は!!」

そして私は進撃の巨人に数年遅れでハマっていったのです。

そこでなぜ進撃の巨人が面白いかを分解してみました。

進撃の巨人が人気の理由〈作品内〉

ベタな展開がない

ワンピースだと新しい島行って、敵軍もいて。でもすったもんだの末、最後は主人公のルフィが相手の船長に勝つ。

鬼滅の刃でも、任務で必ず鬼が出てきて苦戦するけど、最後は主人公の炭二郎が勝つ。

と、まあ人気の作品であってもだいたい展開は決まってます。

でも、進撃の巨人はそういうベタな展開が少ない。

なぜなら、明確な敵が存在しないから

そして明確な敵味方がないのは、様々な国の視点とバックグラウンドから、作品が描かれているからだと思います。

鬼滅の刃も「鬼の悲しい過去まで描かれていて面白い」と評判ですが、それよりも進撃の巨人はさらに深い。

あくまで鬼滅の刃での鬼は作品中ずっと悪者でした。

でも、進撃の巨人は違います。

明確な正義がないので、敵味方が入り組み合い、戦いの構造が複雑化していきます。

この展開の読めなさが、超面白いです。

圧倒的なリヴァイ兵長のカッコ良さ

お伝えしたように、進撃の巨人の戦いは複雑化していて、主人公エレンさえも予想だにしない行動をすることも多いです。

そんな混沌の中、読者が唯一信じられる存在。それがリヴァイ兵長です。

人気キャラ投票で常に1か2位。超人気キャラのリヴァイ兵長。

彼の進むべき道と強さには、圧倒的信頼性があります。

序盤に登場する強キャラが、話が進むにつれ展開を盛り上げるためにどんどん生まれてくる超強キャラの影に隠れる、、、

みたいなシラけるあるあるに、リヴァイは全く当てはまりません。

また、他の漫画に比べると進撃の巨人では、多少の優劣はありますが個々の能力は小さいです。

巨人一体にも手を焼きます。故に団体戦で困難を乗り越えていく中、リヴァイは巨人が10体いようが余裕なんです。

周りが強くない分、リヴァイの個の強さが際立ってて、カッコ良いんですよね。

つまりリヴァイのカッコ良さは

混沌とした戦いの中で、読者が唯一信じられる存在

冒頭からずっと圧倒的に強くて、期待を裏切らない

周りが小粒なだから、その強さが際立つ

から、生まれるものです。

下の動画は、巨人族の中でも特別な9人のうちの1人、獣の巨人とリヴァイ兵長が戦う動画です。

https://m.youtube.com/watch?v=mpn1M_mJhCc

この動画の最後の方に出てくる獣の巨人っていうのは、調査兵団員を千人以上は殺してるやつです。

サブキャラのカッコ良さ

先程もお伝えしたように、巨人と戦う調査兵団はリヴァイ兵長を除いて一人一人の能力は小さいです。

でも、だからこそチームワークで巨人に立ち向かいます。

そしてそういう戦いだからこそ、サブキャラも目立ちます。

個人的おすすめサブキャラは

・エルヴィン

・アルミン

・ジャン

チームで戦うからこそ戦況を素早く見極めて周りに指示を出していける上の3名はカッコ良いです。

あと、ジャンは思ったことを素直に言う所がすごい良いです。

進撃の巨人が人気の理由〈作品外〉

アニメ映えするカッコ良さ

先程のリヴァイの紹介動画を見ても分かるように、めちゃくちゃアニメ映えするんですよね。

立体起動装置での移動もハイテク感が伝わるし、ソードの銀色感も良いし、巨人もアニメの方がリアルだし。

やっぱ対戦の時は立体機動装置での素早い移動が、対戦の肝になるから漫画よりアニメの方が臨場感が伝わりやすくていいんですよね。

あと、リヴァイ兵長の声優が神谷浩史さんという、ワンピースのアニメでロー役をやってる人なんですけど、超役と合っててカッコ良いです。

とまあ、こんな感じで進撃の巨人は

・敵味方が入り乱れるから、展開が読めない

・とにかくリヴァイ兵長がカッコ良い

・アニメ映えするキャラの装備

この辺が人気の理由かなあと思います。


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