8年目のハタフェス
8年目のハタフェスに向けて、年明けから少しずつ打ち合わせをしています。正式には年度始まりの4月からスタートして昨日が2回目の事務局ミーティングでした。
今までで1番長く働いた会社でも6年半だから8年続いている仕事は人生で初めて。8年も続けるとマンネリ化してきそうなものだけど、不思議とやりたいことは尽きず、ダラッとしない雰囲気があります。
なんでかな?と考えると、主要メンバーの土屋さん、赤松くん、藤枝の3人のやりたいことがそれぞれ微妙に違っていることが大きいと思う。
赤松くんはまちづくりに興味があって富士吉田に関わってきたし、土屋さんは地域にデザインの文化を育てたくてBEEKをやっている(たぶん)。ぼくはものづくりの現場から産業のできることを見直したかった。
やりたいことが揃っていないのは、よく言われるブランディングの方法論で行けば、まずNG。バンドなどのグループの解散理由でも「方向性の違い」というのはよく聞く理由。けれど、そこを突き詰めないところが、ハタフェスっていうイベントのふくよかさになっていると思う(外からだけ見てる人には何が目的かよくわからないと言われますが)。
コンセプトを突き詰めない代わりに、それぞれにやりたいことが違うことを受け入れて、ちゃんと混ざり合う努力をしています。努力というのも少し違って、それぞれがやってみたいことを他の二人がおもしろがれる感じだろうか。だから、決められたことをダラッとするというよりは、次何やる?ってキャッチボールがいつも行われている。
去年から3人にそれぞれサポートメンバーが付き、さらに助っ人も加わって運営体制が充実してきました。自分たち3人だけではなくて、関わる人みんなが、それぞれの関わり方で盛り上がれるイベントになったらいいな。極論、そこに自分たちがいなくなっても変わらずに続いていけるのがいいと思いながらやっています。