参院選2022終盤予測

与党なおも堅調で維新大幅増

予想レンジ
自民 60-68=選挙区43-48+比例17-20
維新 16-24=選挙区7-12+比例9-12
公明 14=選挙区7+比例7
国民 3-6=選挙区1-4+比例2-3
N國 0-1(比例)
参政 1-2(比例)
れいわ 3-4=選挙区1+比例2-3
立民 9-16=選挙区4-9+比例5-7
社民 0-1(比例)
共産 2-4=選挙区0+比例2-4

無所属 1-4(選挙区)

○概況
自民・公明・維新・国民の4党がなおも100議席をうかがう情勢となり、与党及び与党に近い勢力が引き続き圧倒的優位を保っている。
自民党は、1人区において青森で立民現職に引き離された以外は優位または接戦となっており、なおも31勝出来る可能性がある。ただし奈良県では維新候補に敗れるおそれもある。複数区も堅調に推移しているが京都が接戦の色合いが強まっている。比例はややペースダウンするも引き続き20議席弱まで伸びが見込め全体では60議席を上回り、改選過半数に到達する可能性がある。
維新は選挙区で大阪・兵庫・京都の議席が堅い。愛知・東京・神奈川でも抜け出した。また茨城・奈良・福岡・埼玉・広島などでも接戦となっており選挙区のみで10議席を超える可能性がある。比例も10議席以上確保する可能性があり、改選野党第1党が現実味を帯びる。
公明は選挙区で7および比例で7を固めつつある。
立民は青森で接戦を抜け出し優位に立ったが、全体としては苦戦しており、選挙区は東京・北海道・青森・神奈川で1議席ずつ確保できそうだが他は予断を許さない展開になっている。比例も伸び悩み5-7議席前後。
国民は、山形・愛知で当落線上の戦いとなっている。改選議席を維持できない恐れが強まっている。比例では2議席は確保しそう。
参政は比例での議席獲得が確実だ。
れいわは東京で1議席と比例で2議席以上が見込まれる。
社民とN國は議席獲得できるか正念場となっている。
共産は比例で2議席を固めて3議席目を視野に入れるが改選議席半減となりそう。東京の現職も維新とれいわの候補に差をつけられている。

○選挙区

北海道
長谷川が安定した戦いぶりで船橋も引き続きやや先行している。石川と徳永が激しく競り合っている。

青森
無党派層と自民支持層にも食い込んだ田名部が競り合いを抜け出し優位に立った。斉藤が激しく追っている。

岩手
互いの支持層を固めた広瀬と木戸口が終盤になっても横一線の大接戦になっている。

宮城
桜井が引き続きリード。小畑は追い上げるが知名度不足。

秋田
石井がなおもリードし、村岡が懸命に追い上げているが非自民票が割れてやや苦しい。

山形
舟山と追い上げてきた大内が迫りほぼ互角の戦い。

福島
星に対して小野寺が無党派層を吸収して接戦に持ち込んでいる。大接戦になる可能性が出てきた。

茨城
加藤が堅調だ。維新への支持と無党派層への浸透で急速に広げた維新の佐々木がやや先行、堂込がわずかの差で続く。

栃木
上野が盤石。

群馬
中曽根が独走。

埼玉
関口・上田・西田がリードし加来・高木が競り合いながら追い上げる展開。梅村は厳しい。

千葉
猪口・臼井が堅調で小西と佐野が競り合いながら追う展開だ。

東京
朝日・蓮舫・竹谷・生稲が安定した戦いぶりで、海老沢と山本も抜け出して優位に立った。山添が懸命に追う。松尾・荒木・乙武らは厳しい。

神奈川
三原・浅尾・松沢・三浦が安定しており、水野も有利な情勢だ。浅香は懸命に追っている。

山梨
永井が一歩リードしたままだ。

新潟
小林がなおもややリードし、森が懸命に食い下がる展開だ。

富山
野上安定。

石川
岡田が安定している。

福井
山崎がなおもリードしているが斉木が懸命に追い上げている。

長野
松山が依然として一歩リードし、杉尾が激しく追っている。

岐阜
渡邉が盤石。

静岡
若林と平山が堅調で山崎は引き離されている。

愛知
藤川・里見・広川がリードし斉藤・伊藤が並んで追い上げている。

三重
山本がなおもリードするが、芳野が激しく追っている。

滋賀
小槌が盤石。

京都
楠井が接戦から抜け出し優位に立っている。吉井と福山が競り合いながら追っている。

大阪
浅田・高木・松川・石川がリードし辰巳が必死で追っている。そのほかは苦しい。

兵庫
片山・末松・伊藤が安定しており相崎は引き離されている。

奈良
追い上げた中川と佐藤が横一線で争っている。

和歌山
鶴保が盤石。

岡山
小野田が盤石。

鳥取・島根
青木が独走。

広島
宮澤が安定しており森川と三上が競り合う。

徳島・高知
中西が引き離している。松本が追う。

愛媛
山本が引き続き堅調。

香川
磯崎が安定している。

山口
江島が独走。

福岡
大家と秋野が安定しており、古賀と龍野が競り合う。

佐賀
福岡が盤石。

長崎
山本が安定し白川は巻き返しに懸命。

熊本
松村が盤石。

大分
古庄がなおも一歩リードし、足立が激しく追っている。

宮崎
松下がなおも優勢だが黒田が追い上げている。

鹿児島
野村が安定。

沖縄
古謝がなおもやや先行し伊波がわずかの差で続いている。

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