音声ガイド付の瞑想をお試し中

1週間前からHeadspace(ヘッドスペース)というアプリを使って、毎朝10分の瞑想をしています。

「心にヘッドスペース(余裕)を作ろう」というようなコンセプトのネーミングだと思うのですが、それが素敵だなと思うし、音声ガイドがつくと継続しやすくなるのかも、と感じながらお試し中です。

今までの瞑想経験

ぼくの瞑想経験は、インドのリシュケシュという町、今から8年ほど前のバックパッカー時代にさかのぼります。このときは、マックスで1時間瞑想したりワークショップに参加したり、振り返るとストイックにやっていた気がします。

ただ、続かなかったんです。当時の僕の瞑想に対するイメージは「心を無にする達人技のようなもの」でした。矛盾するかもしれないけど、情熱的に瞑想を求めていたのかもしれません。結果、やっては辞める、の繰り返し。

瞑想アプリ Headspace

今まで寝落ちするためにアプリで音声を聴くことはあったのですが、音声ガイド付きの瞑想はHeadspaceが初めてです。他にも色々な瞑想アプリがありますが、ネトフリの『ヘッドスペース 瞑想ガイド』を観たことをきっかけにアプリをインストールしました。

瞑想の音声は3分、5分、10分から選べて、基本コースは無料、月500円払うと様々な瞑想レッスンにアクセスできます。

他にも、スリープ(寝落ち)、フォーカス(集中)、エクササイズ(運動)などのカテゴリもあり、動画コンテンツまであります。「瞑想アプリ」と一言でいっても、多彩なコンテンツがあるんですよね。

音声ガイドの役割

音声ガイドがあることで瞑想の順序を自分で考えなくていいのが一番大きいです。言葉にすると「そりゃそうだろ」となりそうですが、実際にやってみて、いかに音声ガイドがあることで瞑想がしやすくなるかを実感しています。

例えば、僕が受けている瞑想レッスンの流れはこんな感じ。

1. まずは快適なポジションをつくって
2. 周りの空間や音を意識してみて
3. 鼻から吸って、口から吐いて、深呼吸しましょう
4. 目を閉じて
5. 普段の呼吸リズムに戻しましょう
6. 呼吸を1から10までカウントしましょう
7. 数秒間だけ思考を自由にして
8. また呼吸に意識を戻して
9. 目を開けて
10. 今日の気分はどうですか?

あと、途中途中で「雑念がでても大丈夫。それに反抗しないでただ観察して。良いも悪いもないよ」と言ってくれたり、冒頭や最後に「今日の気分はどうですか?」と語りかけてくれるんですよね。

「音声ガイド」と言いましたが、機械的にステップを読み上げているわけではなく、生身の人間が寄り添って案内してくれている感じが良いです。

ただHeadspaceに関しては、日本語はないので、英語のリスニング力が必要になります。難しい単語はないしゆっくり喋ってくれるので、そこまでのスキルは必要ないですが、これだけが注意点かもしれないです。

ヘッドスペースを作る

瞑想って「心の洗濯」という表現もありますが、最近は「心のチューニング」だと思うようになりました。パソコンのメモリ開放に近い感じです。

瞑想をすることで、心のメモリが開放されて、余分なヘッドスペースができるよ、というイメージ。

例えば、すぐにやるべき作業があって、それを「やらなきゃ」と思うのと、「今俺はやらなきゃと焦ってる」と観察できるのでは、だいぶ違う気がします。

ぼくは毎朝、自分だけの安心ゾーンに入るつもりで瞑想を10分しています。「瞑想したら幸せになるよ」みたいなことではなく、毎日数分でも時間をつくって瞑想することで、日々の思考の喧騒に飲み込まれずに、それらを観察できるようになることで、ちょっと違ったステージに立てるのかな、くらいに思っています。

音声版はこちら

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