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Bitlockerをオフにしよう

https://news.infoseek.co.jp/article/mynavi_2464522/

  1. 2022/08/21現在、もしかしたらお困りの方もいらっしゃるかもしれないのですが、上記リンク先の記事の通り、Windowsアップデートの不具合が原因で、回復キーの入力を求められる画面のままパソコンが起動せず、どうしようもない状態になってしまう可能性があります。
    これは、かなり厳しい状態で、放置しておいて直ることはほぼありません。
    なぜなら、WindowsアップデートというのはWindowsが動いている時に適用されるものなのですが、今回の不具合はWindowsが動く前のUEFIという部分で止まってしまう上に、Bitlockerという超強力な暗号化セキュリティが発動してしまうため、パソコンの中身をみることがほぼ不可能になってしまうからです。
    解除するには、言うとおりに回復キーをいれることができればよいのですが、これがまた一筋縄ではいきません。
    理由としては…

  1. そもそもMicrosoftアカウントを忘れている

  2. Microsoftアカウントは覚えているが、パスワードがわからない

  3. Microsoftアカウントもパスワードもわかるが、回復キーのページにいくやり方がわからない

  4. 回復キーのページに、回復キーがない

  5. 回復キーを取得したが、入力してもエラーになる

といった感じで、乗り越えなければならない障害がいくつもあります。
起動しないだけで中からデータだけ取り出せればいいのですが、それすらもできないので、よりやっかいな問題となっています。

この状態になった場合、データを諦めることができるのであれば、リカバリー(初期化)を行い、全てのデータを消して、Windowsを入れ直すことによってパソコンを起動することは可能です。ただ、Microsoftアカウントがわからないと、Office(Excel、Word)を入れることができず、買い直しが必要なこともあるため、大打撃を被ります。
また、初期化自体も普通の手段ではできない可能性が高く、メーカーが用意したリカバリー機能でないとうまくいかないことが多いです。

予防策としては、まずBitlockerをオフにすることです。
やり方は、

  1. スタートボタンをクリック

  2. 設定をクリック

  3. 更新とセキュリティをクリック(※場所の名前が違ったり、そもそも暗号化ができないパソコンもあります)

  4. Bitlockerをオフにする

となります。Bitlockerは、もしSSDやHDDが抜き取られて盗まれても、中身を見ることをできないようにする強力なセキュリティなのですが、一般人レベルだとそこまで強力なセキュリティは必要としないことがほとんどであるため、私としてはデフォルトでオンにするのではなく、デフォルトをオフにして、必要な人が自分でオンにする方がいいとおもっています。
また、Bitlockerがあることで発生する不具合もいくつかあるようですので、オフを推奨します。

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