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片付けられない人の生活

僕は片付けが苦手です。
子供の頃からずっと苦手で、部屋は散らかっている状態が標準です。

昔は会社の机も書類の山になっていました。
今はリモートワークで、紙の書類が滅多に出ない仕事になったので、本当に助かります。

しかし、紙の書類は滅多にやってこないけど、稀に紙で送られてくる書類というものは、往々にして大事なものであったりします。

整理整頓が苦手なパートナー

僕は片付けをしようとしないタイプの「片付けられない人」ですが、
パートナーは片付けはするけど、綺麗に整理整頓することは苦手な「整理整頓が苦手な人」だと思います。

パートナーが思い立つと、リビングや台所に散らかっているものを、とにかく棚とかクローゼットや冷蔵庫など、収納する場所に詰め込んでしまいます。
一見、部屋は綺麗になるのですが、どこに何があるのか分からなくなります。
収納からものを取り出すときも、文字通り”詰め込まれた”ものを一旦取り出して、「アレでもない、コレでもない」と探す必要があります。

雑然とした部屋の中でも、自分からすると「あの辺りにアレがあった」「この前届いたあの書類はテーブルに置いた」などと大体の場所を把握しているので、
何もかもが棚にぶち込まれてしまうと困ります。
他人が触ることがない職場の机の上などは、カオスに見えつつも必要なものは割とすぐに取り出すことができて、大事なものを無くすということはありませんでした。

片付けをしない僕が完全に悪いとは自覚しているのですが、
パートナーが片付けをした後に、
「テーブルに置いていた書類ってどこにしまった?」と聞くと、
「知らない、棚に入れたと思うけど。そこに物を置いておく方が悪い」と冷たくあしらわれます。

ぐうの音も出ません。

テーブルに置いておいて「そのうち食べよう」と思っていたスナック菓子や、饅頭などを、
僕が知らない間に容赦なく冷蔵庫の野菜室に詰め込んでいくパートナー。
常温保存っぽい食品は全て野菜室に詰め込めばよいと思っているようです。
そして、一晩寝ると記憶が殆ど残っていない僕は、お菓子の存在を忘れており、
数日後に、ふとした瞬間に野菜室を空けて「げっ、こんなとこにお菓子しまってたんだ!」と驚くこともしばしばです。

困るなら自分で片付けなさい!と叱られてしまいそうですが、
もうこれは、40年近く培ってきた性分ですので、なかなかに治すことは難しいです。
あと、僕としては「まだ片づけないでも大丈夫」と思う許容範囲があって、それを超えたら自分で片付けするのですが、
パートナーは僕の許容範囲に達するまで待つのが無理らしく、気づくとテキパキとモノを棚に詰め込んでしまうのです。

重要書類紛失事件

何故こんなことを書いているのかというと、
今日、重要な書類が見つからなくて、探すのに苦労したからです。

例の如く、「ここに置いてたクリアファイルに入った書類知らない?」と聞いてみるも、
「書類は大体アッチの棚に入れているよ。大事なものをそんなところに置いてるから悪いんでしょ」と冷たくあしらわれました。

ぐうの音も出ません。

しかし、言われた棚をどんなに探しても出てこないし、
自分としては大事だし、もうすぐ必要になるから分かりやすいように目につく場所に置こうと思ってテーブルの上に置いていたのです。

僕が小学生であったら、「ここに置いてたのに!!」と地団太を踏んで泣きわめき、一緒に探してくれるまで抗議するという方法を取るかもしれませんが、
流石にいい歳した大人ですし、誰が悪いのかは火を見るよりも明らかですので、黙って探します。

でも、探し回っているうちに、なんとなく悔しくなってきて、
「あれ~、どこかなー、無いなー、重要な書類なのになー」と大きめの声で困っているアピールをしました。
精一杯の復讐です。

しかし、相手によっては、こういう甘えたことをやると、「だったらちゃんと片付けしなさい!!」とブチ切れられると思うので注意が必要です。

さんざん探し回って、「使っていたコワーキングスペースに忘れてきたのか?」などと思って、コワーキングスペースに行ってみたり、
色々な場所を探した挙句に、家の別の本棚の隙間にぶち込まれているクリアファイルを見つけることが出来ました。

あー、良かった。と安心するとともに、どっと疲れが来ました。
今日は色々と書類仕事をやっつけて、noteにも記事をいくつか投稿しようかな!と思っていましたが、力尽きました。

今後は、せめて大事な書類は自分の部屋に片づけるようにしたいけど、少ししたらこの教訓も忘れて、また同じことを繰り返しそうで嫌です。
あぁー、明日起きたら、こんまりの能力身に付いてないかなー。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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