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【東京・巣鴨】巣鴨から王子まで散歩、食欲の秋、そして紅葉を満喫


「悩み事は、散歩して忘れるのが一番。まあちょっと外へ出てみたまえ。ほら、悩みごとなんか、翼が生えて飛んで行ってしまう。」(Dale Breckenridge Carnegie)。
 知っている街のつもりでも、歩いてみると意外と知らないところが多いのに気づくもの。そんな散歩の記事、今回は東京の巣鴨です。

巣鴨は年寄りだけの街ではなかった

 過去を振り返ってみても、巣鴨の街に来た記憶はなし。きっとこの時が初めてだったんだろうなと思います。かの有名な地蔵通商店街を歩いて、とげぬき地蔵尊に寄るところまでは一般的なコース。ここで引き返さず、地蔵通り商店街を通り抜けると旧中山道と旧王子道の交点に巣鴨猿田彦大神庚申堂があります。
 近くの『手作りパン丸十』で買ったイカフライロールが想定以上に美味しく、さて、まだまだ歩きますよ。


四谷怪談のお岩さんの墓がこんなところに

 花魁の高尾太夫というのは11代続いた名だそうですけど、2代めは仙台藩主の伊達綱宗に惨殺されたらしい。そして東海道四谷怪談のお岩さん、これは作り話で、舞台となった田宮家は断絶していなかったとのこと。そんな高尾太夫とお岩さんのお墓にお参り、周囲には人がいなくて少々怖かったなと。
 次に向かったのが飛鳥山公園で、ここは徳川吉宗が庶民が花見を楽しめるようにと開放したのが始まりなんだそうです。近くにあった王子稲荷神社は狐火の伝説があったらしく、当時のこの近辺はひっそりとした田舎だったんでしょうね。


ランチは秋葉でハンバーグステーキ・ロッシーニスタイル

 帰り際に湯島でランチをと思ったんですけど、適当なお店が見つからず。結局は秋葉まで歩いて、「日本百貨店しょくひんかん」内の『ええもんあるでぇ徳島』にて。ここで食べた「阿波黒毛和牛入り! 手ごねプレミアムハンバーグ! 柚子味噌フォアグラのロッシーニスタイル ~トリュフ入り~」…それにしても長い名前だ…は豪勢で美味、でも残念なことにこのお店は閉店してしまったんですよね。残念。


巣鴨土産は『みずの』の塩大福で決まり

 テレビでも紹介されるような和スイーツなので、ご存知の方も多いでしょうね。実際に食べてみたところ、さっぱりと後味が甘くて美味しい大福でしたよ。


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 当日のルート。この後、御徒町から湯島天神経由で秋葉まで歩いていますけど、そちらのマップは省略します。トータル9km、巣鴨から王子までだけなら6km弱、なかなかいい散歩でしたよ。



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