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【Voicy】ジュニアNISAは絶対やるべき #私のお金のルール(2021.9.13放送)

こんにちは、吉塚康一です。私は会社経営の傍ら近代史を研究し、「百年ニュース、毎日が100周年」という放送をお送りしています。本日はいつもとは違いまして、Voicy編集部が募集していた「#私のお金のルール」というテーマで放送を収録してみたいと思います。タイトルは「ジュニアNISAは絶対やるべき」です。よろしければ最後までお付き合いをお願いします。

さて「私のお金のルール」です。結論から先に言いますと、子供たちの将来のためにお金を振り分ける、具体的にはジュニアNISAをやる、というのが答えになります。理由は簡単でして、子供たちへの投資が最も効率が良い投資だと信じているからです。先日「究極の未来への投資は子育てだ」というテーマでVoicyを収録いたしました。その具体的な形が、このお金の使い方、すなわちジュニアNISAということになります。実はもうひとつ学資保険、これも非常に優先度の高いお金の振り分け先になるのですが、今日はジュニアNISAについて話したいと思います。

ジュニアNISA、私は子供3人全員分、制度が出来たときからずっと続けています。一人当たり80万円まで非課税で上場株式や株式投資信託を買えるという制度です。しかし18歳までの引き出し制限があるんですね。この制限を嫌ってやらない、という人が多かったんですね。そんな先のことわかるかよ、という感じですね。しかし私は気にしませんでした。これはいい制度だ、ということで2016年にジュニアNISAがスタートしたとき、すぐに子供3人分それぞれ口座を作ってスタートしました。

非課税期間は5年間ということが、ロールオーバーが可能です。私も2016年からやっておりまして、すでに5年分の枠を使いましたので、今年は初年度分をロールオーバー致しました。コロナでかなり相場が乱高下しましたが、落ち着いたら課税枠でも良いので続けたいなと思っています。それはやはりお金の勉強になるからなんですね。

買った銘柄はいろいろ雑多にあります。私は株式は詳しくないので、やはり何らか子供たちそれぞれの個性の関連がある銘柄をチョイス致しました。長男は小さい頃から電車が好きでして、買った銘柄も鉄道株が多いです。あとはプラレールのタカラトミーとかですね。長女はやっぱりオリエンタルランド。ジュニアNISAが始まった頃は安かったのでまだ枠内で買えたんですね。最近は高くなっています。次女は私の古巣であります三井物産などを買いました。

すると当たり前ですが、株主総会の時期には、株主総会招集通知と議決権行使書が送られてきます。議案の説明も書かれています。これが株主である子供宛に来ます。そして議決権行使書には子供に〇を書かせます。経営陣の写真が載っているので、この人たちが頑張ってお仕事してるんだよーと。がんばれーと言って、まぁ議案は全部承認のほうに〇ですね。そして情報保護シールをはがきに貼りましてポストに投函します。これも子供にやってもらっています。

しばらくすると配当金のお知らせが来ます。このお知らせが来ると、「おこずかいがきたよー」と言っています。多くの人のお金を少しずつ預かる、ひとつひとつは小さいけれどまとめると大きなお金になる、それを経営陣を先頭に、社員や関係者の皆さんが力を合わせて一生懸命お仕事をして、お金を預けてくれた人たちに毎年おこずかいを配る。考えてみると、資本主義の仕組みはシンプルなんですね。この仕組みを教えるのに、もっとも手っ取り早いのがジュニアNISAだと思います。概念ではなく、実体験として、資本主義を理解することが出来ます。本来は株主総会に出席すればもっと鮮烈に体験できると思うのですが、コロナ禍でもありますし、なかなか実際に子供を連れて行くのはハードルが高いです。しかし株主宛にハガキや手紙が来たり、また議決権行使書に〇をつけて投函したり、そのような体験を通じてでも、子供は何となく仕組みを理解すると思います。

このジュニアNISA、しかしながら、非常に残念なのですが、2023年に廃止されることになっています。贈与税の暦年課税の縮小・廃止の件にからんでいるようなのですが、なくなるということで残念です。そのため18歳の引き出し制限も同時になくなるということで、残りわずかな期間ですが、にわかに人気が出ているという話もあります。

ジュニアNISAの非課税枠はなくなりますが、課税されたとしても、お金の勉強、資本主義の勉強のため、子供自身が株を持つ、というのは非常によいと思っています。

ということで、本日は「ジュニアNISAは絶対やるべき #私のお金のルール 」というタイトルでお送りいたしました。もし宜しければ是非フォローをお願い致します。以上「100年ニュース」「毎日が100周年」吉塚康一でした。ご機嫌よう。


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