職業としての美容師。

こんにちは、FUKASEです。
私は美容師を13年ほどやってきた
のですが、若い頃の自分にもう少し早く知っておきたかった事が山ほどあります。

例えば、対人関係のコミュニケーションの仕方、世の中の仕組み、お金について、働く意味…数えれば枚挙にいとまがありません。

特にここで述べたいのは【美容師】と言う職業とは何か?である。
好きな事を仕事にした人特有の勘違いがあるのでは無いだろうかと思うのです。(私だけか…)

美容学校を卒業し晴れて美容師として働く事になる二十歳の青年はあまりにも幼稚で傲慢な幻想とも言える希望をこの職業に持っていました。

仕事と趣味の違いは何か?

高校生の頃に友人の髪の毛を切っていた事もあり、趣味の延長で美容師になってしまった私には働いてお金を稼ぐと言う感覚が欠如していました。
『このまま好きなことを勉強していけば自然と成功していける』と頭のどこかで思っていたに違いありません。
働き始めて最初に直面したことの一つに、”好きな事を続けるためには、好きでは無いことも頑張らないといけない”と言う事でした。
当たり前ですが、髪の毛を切るためには切りに来てくれる人がいなくてはいけませんし、お店の掃除もしなくてはいけません。

有料と無料の違いとは

どんな商売をしていても直面するのが集客。
お金を頂くと言うことはどう言うことか?この事に気づくまでに私は三年以上かかりました。
『ありがとう』と沢山言ってもらう事、ただそれだけの事が如何に難しいか。
沢山の人に最上級の『ありがとう』を言っていただき、その連鎖が”職業としての美容師”が成立する条件である。

最上級のありがとうをどう作り出すのか?

13年前の自分に伝えたい事は、世の中(人)が求めているものを惜しみなく提供し続けること。
それはつまり、想像力を持って人と接すると言うこと。
『世の中にはどんな問題や課題があるのか?』
『目の前にいる人はどんな悩みを抱えているのか?』
『自分にできる事は何なのか?』
そこから、より良い問題解決能力取得の為に勉強をする必要があります。

もう少し謙虚に生きなさい..

本を読みなさい..

人の話を聞きましょう..

自分への戒めとして。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?