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自分を知る

最近は『メタ認知』という言葉をよく聞きます。
『メタ』には、『高次の』という意味があります。
『上位にある』や『超える』という意味から、自分が認知(考えている・感じている)していることを客観的に把握することを言います。

簡単に言うと、認知していることを認知すること。(余計にわからなくなってしまいますね)
メタ認知を高めることで、自分自身を客観的に見ることができます。
それによって、自分に最適な目標設定や達成手段、問題解決能力を上げることができるようになります。

『メタ認知』を
『自分を知る』と位置づけてみます。

自分を俯瞰する。自分を客観的に見ることで、必要なことが見えてきます。

自分の考え方のパターン。
自分の学び方のパターン。
自分の感じ方のパターン。
自分の決め方のパターン。
自分の行動のパターン。

自分を知る(メタ認知する)ことで、過去の経験から、様々なパターンが掴めてきます。
自分はどんな人間で、どんな考え方をして、どんな選択をして、どんな行動をとるのか。
少しづつ分かってきます。
自分のパターンがいつもマイナスへとつながっている。それに気づいたなら、次はプラスになるパターンを用意すればいい。
そうすれば、今よりも人として成長するし、他の人との人間関係もよくなる。
悩むことも少なくなる気がします。

逆に自分を知らない(メタ認知能力が低い)と、成長の機会を逃してしまったり、他人に迷惑をかけてしまったりすることにもつながります。

まぁ、何れにしても気づいたときにどう対処するか。その対処方法が大切で、
磨くか、諦めるか。高めるか、スルーするか・・・
それによって、大きく変わってしまいます。

より深く自分を知る。(メタ認知力を高める)
一日を振り返ってみることもその一つだと思います。
今日はどんな事があったか。その時どんな感情だったか。そして、どんな行動をとったか。
それを日記に書くのも、いいことですよね。
自分が感じたことを書き出すことで、俯瞰力が高まります。

人間だから・・・
良いことばかりではないです。
楽しいこともあれば、悲しいこともある。
なぜ悲しかったのか。相手の一言が自分に刺さったとしたらそれはなぜだったのか。
日記として残すことで、それを読み返すことができます。
読み返すことで、パターンを変えることもできるし、自分の変化を知ることもできます。

自分を知る、そして気づくこと(メタ認知能力が高い)のメリットを考えてみます。

『感情に振り回されない』

自分自身を客観視して、冷静に感情をコントロールできるようになる。
感情に振り回されず、ニュートラルな状態で物事を判断し、対応できるようになる。

『良好な人間関係』
相手と自分との違いや、立場と状況を観ることができる。
一時的な感情で、人間関係を壊すことがなくなる。
その時々に必要な配慮ができるので、円滑なコミュニケーションをとることができる。

『成長・変化に目を向ける』
自分を知ることによって、変えるべきことが自覚できる。
考え方であったり、行動であったり、よりよい自分のイメージができて、そこへ向かって行くことができる。

自分を知る。
いいことばかりですね。
みなさんはどれくらい自分のことを知っていますか?

今日も読んでくれて、ありがとうございます。
感謝です。

ではまた。

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