年齢を10歳若く設定する
先日、ある学びの会で講師が発した言葉。
『自分の年齢を10歳若く設定する』
誰もが平等なのは時間の長さです。
1時間は誰にとっても1時間であり、60分。
これは決して、人によって異なるものではないです。
ですが、体感というか、1時間の長さをどう感じるかは人によって変わってきます。
それは人によって変わるだけでなく、自分にとっても変わってきます。
誰と一緒に、何をして今を過ごしているのか。
そして、その時間は楽しいのか、それとも苦痛なのか。
『時間は感情!』って言います。
楽しい時間は早く過ぎる。
苦痛と感じる時間はなかなか過ぎていかない。
ならば、その時間をどのように過ごすのか。
つまらないって思い、時間を無駄するよりも
『やりたい』、そう心が欲するものに時間を多く使う。
歳を重ねると、一日、一月、一年が非常に早く感じます。
毎年加速していくみたいに。
あっという間に一日が終わり、あっという間に一年が過ぎる。
『ジャネーの法則』というものがあります。
ジャネーの法則は、フランスの哲学者ポール・ジャネ(Paul Janet)によって提唱された理論で、
時間の経過に伴う、人間の知覚に関して説明しています。
『人生のある時期に感じる時間の長さは、年齢の逆数に比例する』というもの。
例えば、10歳の子供にとっての1年は、その子供の人生の10分の1ですが、50歳の大人にとっての1年はその人の人生の50分の1です。
そのため年齢が上がるにつれて1年が相対的に短く感じます。
分かりやすくいうと、歳を取るにつれて自分の人生における『1年』の比率が小さくなる。
そのため、体感としての1年が短く、時間が早く過ぎている、と感じるということです。
ジャネーの法則に基づいて、年齢と時間の長さの関係を表に示します。
ここでは、年齢ごとの1年の相対的な長さ、
年齢が上がるにつれて、1年がどれだけ短く感じるかを表しています。
この表は、年齢ごとに1年がその人の人生のどれだけの割合を占めるかを示しています。
年齢が増えるごとに、1年が相対的に短く感じることがわかりますよね。
例えば、10歳の時の1年は人生の10分の1ですが、50歳の時の1年は人生の50分の1として感じられるということです。
自分の年齢をあらためて意識した時、その体感の長さを感じることができますよね。
何だか怖い・・・
正直、決して若くないです。
ですが、正直、若いと持っています。(私自身のこと・・・)
年齢は生きている年数、生きてきた長さです。
自分の人生の長さに対する、位置を示しているわけではありません。
この記事の先頭に戻りますが、
私も、『自分の年齢を10歳若く設定する』ことに決めて、
先日、マイナス10歳に設定しました。
だから、まだまだ何でもできる。
チャレンジすることも、へっちゃら。 笑
先日の講師も言っていたのですが、自分の年齢を10歳若く設定することで、
本来の自分の年齢よりも若い人と同等に付き合える。
(決して上から目線にならない)
謙虚でいられるってことです。
考え方も、知力も、体力もすべてが若い。
この気持ちがあれば、毎日を楽しく過ごせると思っています。
毎日を楽しく過ごせば、今よりもっと幸せを感じることができます。
何だか得した感じになりますね。
今日も読んでくれて、ありがとうございます。
感謝です。
ではまた。
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