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「虚構を信じる」を使ってみる@介護現場

私たち、ホモサピエンスは虚構を信じることができます。
#サピエンス全史
教会に行ってお祈りしたり、1日5回メッカに向かって礼拝したり、お経を唱えたりします。

介護現場活かしてみると。

神棚やお地蔵さん、仏壇を施設に置く

お参りやお祈りをすることで老いていく身体と治らない病気に対する不安を取り除ける

利用者自身が(勝手に)お参り、お祈りするので人件費をカットできる

医学(薬の服用)で病気が今以上に悪くならないようにする。反面、医療費がかかる
利用者さんの話しを傾聴することで不安を取り除くことができる。反面、張り付いて話を聞かないといけないので人件費がかかる。

反面…以降のことは「そんなん言わんといてや」と思うかもしれません。ただコストを無視していたら経営ができなくなってしまうので侮ってはいけません。

上の太字部分は設置だけしてしまえば設置コストはかかりますがランニングコストはほぼなしです。
実際に働いている施設では毎日、神棚やお地蔵さんにお参りをしています。中にはお天道様に向かって手を合わせる利用者さんもいます。

人って何かにすがりたいんです。人にすがりすぎると嫌がられるので目に見えない虚構がちょうどええ塩梅なのかもしれません。

人手不足を「ICTを導入して解消するぞー!」もカッコええですが、その前に粘土でお地蔵さんを作って置いてみては?


▼噂話によってホモサピエンスは繁栄していったから止めさせるのは諦めようという話です。


▼お知らせ
近日、「介護サービス提供者の話を聞いたりアドバイスして介護業界から人財流出を食い止める活動」が開催されます。
#ただご飯食べにいくだけ笑
応援していただけると活動が継続できますし、noteの更新頻度も上がります笑

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